福祉施設SX
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特集
能登半島地震と 全国老施協DWATの 活動を振り返ってvol.6 全国老施協災害対策委員長に聞く
災害救助法における福祉の位置づけについて 1月3日時点でも入手できる情報は断片的であったため、支援活動を開始するまでに時間を要することとなりましたが、まずは石川県の、続いて富山県と、近隣の登録者から派遣を要請しました。当初は政府の許可なしには被災地に入れず、12日になってようやく第一陣が被災施設に…
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特集
能登半島地震と 全国老施協DWATの 活動を振り返ってvol.5 全国老施協副会長に聞く
設立・活動経緯 全国老施協DWATは東日本大震災をきっかけに、組織的な支援体制の必要性を感じて2017年に設立されました。過去の活動実績としては、2018年岡山豪雨災害、2018年北海道胆振東部地震、2019年埼玉県台風被害、2020年熊本豪雨災害への支援を行っています。今回の能登半…
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特集
能登半島地震と 全国老施協DWATの 活動を振り返ってvol.4 石川県老施協に聞く
個人的なつながりも活用して情報収集 県社協職員は震度5以上の地震の場合、事務所に参集することになっていましたので、すぐに駆けつけ、1月1日の夕方から県長寿社会課と連絡を取り合い、施設の被害状況などの情報把握に努めましたが、電話がつながりにくく、被害も広範囲だったことから、すぐに状況を把握するこ…
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特集
能登半島地震と 全国老施協DWATの 活動を振り返ってvol.3 全国老施協DWAT参加者に聞く
派遣された全国老施協DWATのメンバーは、2025年1月10日現在で116チーム、333人で、現在も派遣は続いています。今回はその中から5チームに取材しました。 今回、私たちの施設からは2人の職員が全国老施協DWATとして参加しました。派遣されたのが5月初旬だったこともあり、被災直後の混乱はなく、…
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特集
能登半島地震と 全国老施協DWATの 活動を振り返ってvol.2 社会福祉法人輪島市福祉会 特別養護老人ホーム あての木園
2024年1月1日の発災直後から1年以上にわたって活動した全国老施協DWAT。介護専門チームによる支援は被災した施設にどのように役立ったのか、また支援する側にとってどのような学びごとがあったのか、当事者にインタビューしました。そこから見えてきたのは、地震大国の日本にいる限り、発災後 1カ月以内のBC…
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特集
能登半島地震と 全国老施協DWATの 活動を振り返ってvol.1 社会福祉法人 白字会 特別養護老人ホーム ゆきわりそう
2024年1月1日の発災直後から1年以上にわたって活動した全国老施協DWAT。介護専門チームによる支援は被災した施設にどのように役立ったのか、また支援する側にとってどのような学びごとがあったのか、当事者にインタビューしました。そこから見えてきたのは、地震大国の日本にいる限り、発災後 1カ月以内のBC…
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継続はチカラなり
第3回 人材育成 社会福祉法人 六心会
高齢者福祉をますます発展させていくために、 持続可能な施設運営のヒントをご紹介します。 第3回 人材育成 他法人との連携・協業で 人材を育成 滋賀県東近江市で高齢者福祉・介護サービスを提供する社会福祉法人六心会。ここでは地域に根を下ろし、ご入居者の尊厳を大切にした質の高いケアを継続して行うために、…
キャリアアップ
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介護のかくしん
介護現場をとりまくハラスメント対策 その3 施設対応のポイント
| 今月の監修(対談)外岡 潤さん × 長野 佑紀さん | 2号にわたって取材した中で、介護施設の現場に精通するお二人が共通して語っていた ハラスメント対応のポイントについて、さらに深くお聞きしました。 ポイント① ハラスメントの対応窓口を作る 外岡さん 2022年からパワーハラスメ…
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介護のかくしん
介護現場をとりまくハラスメント対策 その2 ご利用者やご家族からのカスハラ対策
介護の現場に必要な「革新」や「確信」や 「核心」をその分野の専門家に伺います。 施設側に落ち度があった場合でもカスハラと認められることがある 最近は介護現場でもさまざまな「ハラスメント」が問題になっています。中でもご相談件数が多いのが、ご利用者やそのご家族からのカスハラです。厚労省から委託を受けた…
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介護のかくしん
介護現場をとりまくハラスメント対策 その1 ご利用者からのハラスメント
介護の現場に必要な「革新」や「確信」や 「核心」をその分野の専門家に伺います。 認知症で責任能力は問えなくても犯罪としては成立する 介護の現場でのご利用者からのハラスメントを考えるうえで避けて通れないのが認知症の問題です。ハラスメントを行っている本人に自覚がないので手の打ちようがなく、福祉の精神か…
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特集 女性キャリア
私らしいリーダーシップのカタチ vol.1 完璧じゃなくていい。 1歩踏み出して見えた景色
介護・福祉業界は、約7割が女性。 女性が活躍し、輝ける業界を目指して。 業界全体で見ると、従事者の約7割が女性という介護業界。 しかしながら、経営層や役職者になるとまだまだ男性が多く、 意思決定の場に女性が0人という現状も。本企画では活躍する女性リーダーを迎え、1歩踏み出せたエッセンスをお届けします…
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介護のかくしん
女性活躍の核心 その3 バイアスの解消と 女性活躍の横展開
介護の現場に必要な「革新」や「確信」や 「核心」をその分野の専門家に伺います。 アンケートにもあった 「女性は損」という言葉 北本先生 この1年間、女性キャリアアップ推進部会の活動を行ってきてどう感じましたか。 山田 私が新卒の頃には男性と女性で採用要件が異なり、ソーシャルワーカーとして就職できませ…
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介護のかくしん
女性活躍の核心 その2 管理職の意識から
介護の現場に必要な「革新」や「確信」や 「核心」をその分野の専門家に伺います。 社会にある ジェンダー・ステレオタイプ 社会には生物学的な性(sex)とは別に、「男性」と「女性」という社会的につくられた属性(ジェンダー)があります。その属性の視点から「男性らしい」ことや「女性らしい」ことが規定され…
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女性活躍の核心 その1 管理職比率と不利の認識
介護の現場に必要な「革新」や「確信」や 「核心」をその分野の専門家に伺います。 注目すべき 全国老施協の取り組み! 近年の重要キーワードの一つである「女性活躍」は、2016年4月から施行された「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)」が、その根拠になっています。しかし、「経…
こころとからだ
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こころの橋わたし
〈お悩み 13〉私は楽天的な性格です。 心配性や繊細な性格の 部下から相談を受けても、 「そう? 考え過ぎでは?」と 今ひとつピンときません。 チームリーダーには向いていないのでしょうか。
「介」という字には「間でとりもつ」「たすける」という意味があります。 尊いお仕事をされている皆さまのこころとこころをつなぐヒントになれば幸いです。 お悩み 私は楽天的な性格です。 心配性や繊細な性格の 部下から相談を受けても、 「そう? 考え過ぎでは?」…
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こころの橋わたし
〈お悩み 12〉看取りが近いご利用者を夜勤で担当することになると、 今夜、もしものことがあったらどうしようと不安な気持ちで逃げ出したくなります。
「介」という字には「間でとりもつ」「たすける」という意味があります。 尊いお仕事をされている皆さまのこころとこころをつなぐヒントになれば幸いです。 お悩み 看取りが近いご利用者を夜勤で担当することになると、 今夜、もしものことがあったらどうしようと 不安…
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健康TIPS
Vol.12 関節痛対策
介護職では、利用者さんのからだを抱えるなど中腰になることが多く、ひざや肩、股関節、腰などの関節に負担がかかり、関節痛を起こすことが少なくありません。 季節の変わり目は特に悪化しやすいため、日頃の予防が大切です。 季節の変わり目は、寒さによって血管が収縮し、筋肉の緊張が高まります。血流が低下すると関…
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健康TIPS
Vol.11 花粉症対策
日本気象協会の発表によると、今年のスギ花粉は2月中旬くらいから飛散し始め、飛散量は例年の2倍になる予想です。 花粉症ではない人でも症状が出る可能性があります。不快な症状に悩まされないための予防法を知っておきましょう。 今年のスギ花粉の飛散量は全国的にやや多く、特に北陸、東海、近畿、中国、四国、九州…
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こころの橋わたし
〈お悩み 11〉友達から「介護職はだれでもできる」と言われたことがあり気持ちがもやもやしています。仕事に自信がもてません。
「介」という字には「間でとりもつ」「たすける」という意味があります。 尊いお仕事をされている皆さまのこころとこころをつなぐヒントになれば幸いです。 お悩み 友達から「介護職はだれでもできる」と 言われたことがあり気持ちがもやもやしています。 仕事に自信が…
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健康TIPS
Vol.10 冷え対策
寒さが身にしみる季節になりました。 この時期に多いのが、手足やお腹の「冷え」による体調不良。靴下や手袋、腹巻などで外側から温めるだけではなく、体の内側から熱を作る「温活」を取り入れて、快適な冬を過ごしましょう。 冷え症は「血行不良による手足などの末梢の冷え」と「胃腸や子宮など内臓の冷え」の2つに大…
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こころの橋わたし
〈お悩み 10〉自分の悩みが思いつきません。 でも毎日が大ハッピーと いうわけでもなく、 コレというものが 何もない人生のようで、 それが悩みです。
「介」という字には「間でとりもつ」「たすける」という意味があります。 尊いお仕事をされている皆さまのこころとこころをつなぐヒントになれば幸いです。 お悩み 自分の悩みが思いつきません。 でも毎日が大ハッピーと いうわけでもなく、 コレというものが 何もな…
アーカイブ
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介護のグルメ
春のレモンちらしずし
暖かくなってきて春を感じるこの季節にぴったりなちらしずしを紹介。レモン汁&蜂蜜を使用したすし飯はマイルドで食べやすく、サーモンと錦糸卵、菜の花といった食材の華やかさが目を奪います。 華やかで春の訪れを感じさせるちらしずしフルーティーな酸味が食欲をかき立てる! レモン汁&蜂蜜を使ったフルーティーなすし…
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日本全国注目施設探訪
第24回 福岡県北九州市 社会福祉法人援助会 デイサービス 聖ヨゼフの園
独自の取り組みでキラリと光る各地の高齢者福祉施設へおじゃまします!※「第1回全国老人福祉施設大会・研究会議〜JSフェスティバル in 栃木〜」入賞施設を取材しています 利用者とスタッフが一緒に料理をすることで、認知症ケアに実績あり キリスト教シスターたちの活動を受け継いだ老舗施設 九州の北端にある…
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介護現場NOW
ポストコロナの介護人材確保について考える③ 外国人介護人材に日本で活躍してもらうためには?
人材不足に苦しむ介護業界に外国人活用は必要不可欠外国人材の日本語教育を充実させ、日本永住を図るべき 外国人介護人材に対してのニーズや期待は高まっている 日本の介護業界での外国人活用は、年々増加の傾向にある。’19年に導入された在留資格「特定技能」で働く外国人が急増しているが、̵…
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みんなの気持ち
第24回 “みんなの気持ち”を大切にするには、どのように接すればいいのでしょうか?
健康社会学者として活動する河合 薫さんが、介護現場で忙しく働く皆さんへ、自分らしく働き、自分らしく生きるヒントを贈ります。 あちらの気持ちを立てればこちらの気持ちが立たぬ あちらを立てればこちらが立たぬ、双方立てれば身が立たぬ、と古くから言われる通り、対立する両者を丸く収めるのは至難の業。うまくま…
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特集(制度関連)
第16回介護作文・フォトコンテスト結果発表!! 〜笑顔が増える、幸せも増える〜②
第16回を迎えた介護作文・フォトコンテスト。コロナ禍前の生活に戻りつつある現在、福祉介護施設においてもおじいちゃん、おばあちゃんと「会う」「話す」機会はさらに増えていく。会って話すことで、おじいちゃん、おばあちゃんの笑顔を増やして、もっと幸せを感じてほしい、そんな思いを込めたテーマは、「笑顔が増える…
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特集(制度関連)
第16回介護作文・フォトコンテスト結果発表!! 〜笑顔が増える、幸せも増える〜①
第16回を迎えた介護作文・フォトコンテスト。コロナ禍前の生活に戻りつつある現在、福祉介護施設においてもおじいちゃん、おばあちゃんと「会う」「話す」機会はさらに増えていく。会って話すことで、おじいちゃん、おばあちゃんの笑顔を増やして、もっと幸せを感じてほしい、そんな思いを込めたテーマは、「笑顔が増える…
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チームのことば
【INTERVIEW】東北大学 スマート・エイジング学際重点研究センター 加齢医学研究所 応用脳科学分野 助教・博士(生命科学) オガワ淑水
今回は高齢者の暮らしの質を上げるための新たな方策を、ヨーロッパの大学・研究機関などと共同で開発している東北大学の助教・博士(生命科学)のオガワ淑水博士を、同学内の加齢医学研究所に尋ねた。このプロジェクトは、「e-ViTA(EU-Japan Virtual Coach For Smart Ageing…