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速報(JS-Weekly)

介護ICT、モデル施設の知見を伝授   老施協が「普及研修」

#全国老施協介護ICT導入モデル普及研修 #ICT・ロボットの活用 

 全国老人福祉施設協議会は令和6年度の「介護ICT導入モデル普及研修」の受講希望者の募集を開始した。老施協が実施したICT導入モデル事業の実証施設が講師になり、導入を検討する法人に対し、ICTを活用するための実践的な知見を伝える取り組みだ。

 ICT導入モデル事業では、令和3~4年度に全国8ブロックに各1カ所の実証施設が見守り機器や介護記録システムなどを導入。タイムスタディーなどを用いて効果を検証し、その成果を「介護ICT導入ガイドライン」にまとめている。

 昨年度から始めた普及研修では8施設が講師になり、講義、相談、見学を通じてICT導入のノウハウを伝えている。昨年度は116施設・393人が受講した。老施協が日程や人数を調整している。

 今年度の申し込みは、令和7年2月末まで受け付けている。1人当たり費用は会員6000円、非会員1万円(いずれも税込み)。

 詳細は老施協の「ICT・ロボットの活用」サイトを参照。同サイトには、実証施設による取り組みの成果物も掲載されている。

参考資料:  https://www.roushikyo.or.jp/index.html?p=we-page-entry&spot=476333