みんなの気持ち
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第19回 国家試験が近く、仕事をしながら勉強する時間をどうつくればいいでしょうか?
健康社会学者として活動する河合 薫さんが、介護現場で忙しく働く皆さんへ、自分らしく働き、自分らしく生きるヒントを贈ります。 勉強はしたいけれど仕事を休むのは難しい キャリアアップしたい。でも、働きながら勉強するのはとてもしんどい──。こんな悩みを抱える人は多いはず。介護福祉士を目指す杉田さん(仮名…
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第18回 利用者さんの前以外ではマスクを外したいのですが、難しい雰囲気…。
健康社会学者として活動する河合 薫さんが、介護現場で忙しく働く皆さんへ、自分らしく働き、自分らしく生きるヒントを贈ります。 政府は高齢者介護施設ではマスク着用を推奨している 「マスク依存症」とやゆされるほど、日本人はマスクが好きだった。「だってみんな外してないし」「だって外すと白い目で見られるし」「…
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第17回 紫外線を浴びての仕事が多く、家に帰るとぐったり。疲れを取る方法は?
健康社会学者として活動する河合 薫さんが、介護現場で忙しく働く皆さんへ、自分らしく働き、自分らしく生きるヒントを贈ります。 夏の強烈な日差しは体に「紫外線ストレス」を強いる 老人ホームを選ぶときの基準の一つに「お散歩サービス」がある。高齢者は「今日も歩けた!」と思えるだけで元気になるし、家族も「今…
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第16回 物忘れやミスが多くなり、利用者のことを思うと不安を感じてしまう…。
健康社会学者として活動する河合 薫さんが、介護現場で忙しく働く皆さんへ、自分らしく働き、自分らしく生きるヒントを贈ります。 間違いは誰にでもある! 年齢の問題にしない意識を 介護職員歴20年のベテラン、春子さん(仮名68歳)の独白から。 「私、利用者さんを他の方のお部屋に誘導してしまったんです。そ…
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第15回 自分自身を振り返る、査定の自己評価は高く書くべきか、謙遜するべきか…。
健康社会学者として活動する河合 薫さんが、介護現場で忙しく働く皆さんへ、自分らしく働き、自分らしく生きるヒントを贈ります。 自己評価は何のためか? それを考えれば答えは出る 管理職になって一番やりがいを感じているのは人事評価です。一度の評価で部下の人生が変わるかもしれないので責任は大きいと思います…
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第14回 4月に入社して1カ月が過ぎ、研修と実際の現場とのギャップに戸惑っています… 。
健康社会学者として活動する河合 薫さんが、介護現場で忙しく働く皆さんへ、自分らしく働き、自分らしく生きるヒントを贈ります。 介護職は〝感情労働〟 利用者が笑顔になればOK 1カ月の研修期間が終わり、「いざ出陣!」と意気込んではみたものの…、研修がちっとも役に立っていないじゃないか! あんなに苦労し…
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第13回 新人職員や若いスタッフのやる気を上手に引き出すには、どうしたらいい?
健康社会学者として活動する河合 薫さんが、介護現場で忙しく働く皆さんへ、自分らしく働き、自分らしく生きるヒントを贈ります。 若手も実は悩んでいる!? 「居場所がない」との本音も ――最近の若い人って、やる気があるのかないのかよく分からないんですよね。みんなすごくいい子だし、とても真面目です。でも、い…
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第12回 転勤、退職される方へ、感謝やねぎらいの気持ちをどう伝えたらいい?
健康社会学者として活動する河合 薫さんが、介護現場で忙しく働く皆さんへ、自分らしく働き、自分らしく生きるヒントを贈ります。 私たちは他者を通してしか 「自分」に確信が持てない 年度末は異動の季節。一緒にやってきた仲間、お世話になった先輩に感謝の気持ちをどう伝えたらいいのか、と悩む人も多いはず。そこ…
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第11回 冬の早番と遅番の不規則なシフト勤務、どうやって体調を整えればいい?
健康社会学者として活動する河合 薫さんが、介護現場で忙しく働く皆さんへ、自分らしく働き、自分らしく生きるヒントを贈ります。 冬の寒い中でのシフト勤務は考える以上に心身の負担に 私は寒さが何よりも嫌いだ。毎年、9月ごろから「ああ、また冬が来てしまう」と憂鬱になる。年末ごろからは「冬消えろ!」と呪文の…
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第10回 コロナとインフルエンザが施設で流行しやすい季節。自己免疫力アップ策は?
健康社会学者として活動する河合 薫さんが、介護現場で忙しく働く皆さんへ、自分らしく働き、自分らしく生きるヒントを贈ります。 感染ストレスを感じているとかえって感染しやすくなる くしゃみ、せき、鼻水…。コロナ禍より前は「ちょっと風邪気味かも」で済んだ症状も、今ではそりゃあもう大騒ぎだ。特に今年の冬は…
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第9回 利用者から受けるハラスメント。上手に向き合うにはどうしたらよい?
健康社会学者として活動する河合 薫さんが、介護現場で忙しく働く皆さんへ、自分らしく働き、自分らしく生きるヒントを贈ります。 介護現場で起こる理不尽は「スキル」の問題ではない 「介護士の虐待は大問題になります。でも、介護士が暴力を受けても、なかなか注目されることはありません。自業自得って言われるんです…
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第8回 同僚の陰口ばかり言う先輩に困惑…。うまく巻き込まれないようにするには?
健康社会学者として活動する河合 薫さんが、介護現場で忙しく働く皆さんへ、自分らしく働き、自分らしく生きるヒントを贈ります。 同僚の愚痴を聞かされるのは拷問以外の何ものでもない 「悪い先輩ではないんです。でも、同僚の陰口ばかり言うので、いちいち相手をしてたら、私も仲間と思われないか心配です。かといって…
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第7回 会話は言葉のキャッチボール。利用者とどうやってうまくやりとりする?
健康社会学者として活動する河合 薫さんが、介護現場で忙しく働く皆さんへ、自分らしく働き、自分らしく生きるヒントを贈ります。 お年寄りは魔球の名手多種多様な球を投げてくる 「会話は言葉のキャッチボール」と言うように、投げる方はあれこれ悩んで〝ボール〟を投げても、相手がちゃんとキャッチしてくれないと言葉…
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第6回 豪雨や地震などの災害から、どうやって利用者を守っていけばいいのか?
健康社会学者として活動する河合 薫さんが、介護現場で忙しく働く皆さんへ、自分らしく働き、自分らしく生きるヒントを贈ります。 利用者の安全を守るにはスタッフだけでは困難な状況 ’20年7月。熊本県の球磨川流域ではわずか2日間で1カ月分の猛烈な雨が降るなど、西日本、東日本の広い範囲で記録的…
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第5回 非常に厳しい暑さである今年の夏。熱中症にどうやって対策する?
健康社会学者として活動する河合 薫さんが、介護現場で忙しく働く皆さんへ、自分らしく働き、自分らしく生きるヒントを贈ります。 特に高齢者の体には熱がこもりやすいので注意 暑い、とにかく暑い。あっという間に梅雨が明け、夏になった途端、全国各地で最高気温40度台が続出。熱中症で救急搬送された人は6月27…
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第4回 他人からの評価と自己評価にギャップがある・・・。どう解消すればよい?
大抵、人は自己評価を高く見積もっているという認識を 「結局は上司の好き嫌いで評価が変わっているように思えてなりません。私が中途入社であることも、評価されない原因になっていると思うんです。利用者さんのためだと考えて取った行動でも、余計なことをしてくれるな、みたいな目で見られてますから」 こう話すのは…
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第3回 梅雨になるとイライラして機嫌が悪い・・・。こんな人にはどう対処する?
健康社会学者として活動する河合 薫さんが、介護現場で忙しく働く皆さんへ、自分らしく働き、自分らしく生きるヒントを贈ります。 天気は体調と密接に関係気分の変調をきたす原因は光 スカッ晴れだとやる気が出るが、曇りの日はいまひとつ。「頭痛がする次の日は決まって雨。気象予報士より当たる」なんてしたり顔で話…
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第2回 感情的な相手にはどう向き合う? ネガティブなやりとりを避けるには?
健康社会学者として活動する河合 薫さんが、介護現場で忙しく働く皆さんへ、自分らしく働き、自分らしく生きるヒントを贈ります。 心を静める時間を持って良いコミュニケーションを 元気な職場の空気は温かいーー。これは全国津々浦々、1000社以上を講演会や取材で訪問して感じたこと。一歩踏み入れた途端、心が和…
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第1回 新人職員とどのように関わる? うまくコミュニケーションをとるには?
健康社会学者として活動する河合 薫さんが、介護現場で忙しく働く皆さんへ、自分らしく働き、自分らしく生きるヒントを贈ります。 自分なりの「道具」を使い目の前の仕事に向き合う 「分からない」ことを「分からない」と言えない葛藤を抱える若者が増えている。「コイツ使えない、って思われちゃうから、怖くて聞けない…