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第16回介護作文・フォトコンテスト結果発表!! 〜笑顔が増える、幸せも増える〜①

2024.03 老施協 MONTHLY

第16回を迎えた介護作文・フォトコンテスト。コロナ禍前の生活に戻りつつある現在、福祉介護施設においてもおじいちゃん、おばあちゃんと「会う」「話す」機会はさらに増えていく。会って話すことで、おじいちゃん、おばあちゃんの笑顔を増やして、もっと幸せを感じてほしい、そんな思いを込めたテーマは、「笑顔が増える、幸せも増える」。4部門の応募総数は4712作品となった。手紙部門の特別審査員にはタレントの井上咲楽氏を起用。学生からも多くの応募があった。


フォト部門

最優秀賞

「花束より素敵な笑顔」
東京都 misakiさん

卒寿のお祝いに花束をプレゼントさせて頂きました。

優秀賞 2点

「笑う門には福来る」
東京都 笑顔でうららかにさん

「約束だよ」
新潟県 みなかみの里さん

入選 10点

「長寿をおすそ分け」
埼玉県 aymさん

「気分転換・レインボーアンブレラ」
奈良県 天然危険仏さん

「亥年の2人」
神奈川県 あちゃさん

「背中のぬくもり」
大阪府 ななみさん

「二人仲良くストレッチ♡」
熊本県 はらぺこナオさん

「一緒に寝てあげるから、もう寂しくないよ」
佐賀県 sugar026さん

「みんな合わせて363歳」
熊本県 信濃の国さん

「挑戦」
香川県 ナオトナカイさん

「ひ孫+曾祖母+ひ孫=笑」
鳥取県 なべさん

「任せて!介護のお手伝い」
滋賀県 つくつくさん


手紙部門

最優秀賞

いつも「アンタなら大丈夫」って言ってくれたね。
その言葉に私の背中を押す魔法が宿っているの、
いつから知っていたの?
私はやっと気付いたよ。ありがとね。

東京都 いちごさん

優秀賞

昼でも夜でも「おはよう」って挨拶してくる母。
今は朝じゃないよって訂正する気持ちも、今では
今日1日を始めようかって気持ちで「おはよう」って
返せてます。
1日が終わるよりも1日が始まるほうが幸せだよね!

京都府 こころさん

優秀賞

ひいばあちゃんがごつごつした手で作ってくれた
お赤飯大好きだよ。にこにこ笑顔で、私に向かって
「忘れちゃったよ。」て言うけど、大丈夫だよ。
私はずっとずっとひいばあちゃんの事、
覚えてるからね。

静岡県 SAKUさん

井上咲楽賞

お婆ちゃんが欠かさず日記をつけるのを見て
面倒そうと言っていた頃から三十年、気づけば
私、文章書くのにハマってる。文章の中では
お婆ちゃんも永遠に死なないもの。

京都府 岸野さん


キャッチフレーズ部門

最優秀賞

あなたで良かった。
何度もその言葉に励まされ。

秋田県 ルルルさん

優秀賞

私を「ショウヘイ」と呼ぶのなら、
今日一日は「ショウヘイ」でいよう。

奈良県 ウラッキーさん

優秀賞

買い物を頼まれてわかった、
私へのプレゼント買いたかったってこと。

北海道 ジュンコさん


学校賞

4つの部門を通して、一次審査通過者が多い学校を表彰いたします。

大学・大学院・専門学校

長岡造形大学造形学部

高等学校

神戸学院大学附属高等学校

中学校

熊本市立出水中学校


受賞作は…

ここでご紹介した作品を含む受賞作については、全国老施協のホームページの「第16回介護作文・フォトコンテスト」内の「結果発表」をご覧ください。本誌に掲載し切れなかった作品も掲載しています。作文・エッセイ部門の受賞作にも力作がそろっています。
それぞれのタイトルと作品紹介をあわせてご覧いただくと、また格別。思わず笑ってしまうもの、ジーンとしてしまうもの、ニヤリとしてしまうもの。味わい深い作品ばかりです。


構成=早坂美佐緒(東京コア)