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速報(JS-Weekly)

〈厚生労働省〉

第112回介護保険部会が持ち回りで開催される

JS-Weekly No.921

#匿名介護情報等 #ケアマネジメント

 厚生労働省は3月28日、「第112回社会保障審議会介護保険部会」を開催した。

 議題は以下の通り。

  1. ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会(仮称)の設置について(報告)
  2. 匿名介護情報等の提供について

小泉副会長、介護保険部会の議題についての意見を提出

 なお、本会から委員として出席した小泉副会長は、以下の意見を述べた。

ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会(仮称)の設置について(報告)

 ケアマネジャーの業務等について全般的に検討すべき時期と思われます。ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会の設置については、特に異論はありません。

 ケアマネジメント業務が過度の負担とならないよう配慮を頂きたいと考えます。また、資格を取得してもケアマネジャーになりたがらない職員も多く、ケアマネジャーのイメージアップも必要かと思います。

匿名介護情報等の提供について

 匿名介護情報の提供については、「介護保険事業計画等の作成・実施等及び国民の健康保持増進及びその有する能力の維持向上」のため推進を頂きたいと考えます。介護現場が提供するLIFEへのデータ提供も、このような形で活用されることは将来の介護サービスの品質向上等に対する期待感も増加すると考えます。

 介護データベースの活用には、いくつかの重要な側面が考えられます。個別ケアの最適化、トレンドの把握と予測、介護サービスの品質向上、政策決定のサポートなどが挙げられます。これらの活用により、介護サービスの効率性や質の向上、個々のニーズへの適切な対応など、多くのメリットが期待されます。素人的な見解ですが、AI(人工知能)などの技術を活用することで、さらに効果的な実績を築くことが可能ではないでしょうか。

参考資料