最新制度解説

速報(JS-Weekly)

〈全国老施協〉

令和5年度事業計画の変更(案)や補正予算(案)を承認—第50回総会—

JS-Weekly No.908

#総会 #令和5年度事業計画 #令和5年度補正予算

介護の現状改善に向けた働き掛けは改定のタイミングにかかわらず継続

 全国老施協は12月18日、第50回総会を開催した。代議員総数117名、出席者83名、議決権行使書提出者22名、代理出席1名、委任状提出者6名、欠席者5名で定足数に達し、成立した。

 大山知子会長は冒頭のあいさつで、令和6年度介護報酬改定に関して、全国老施協、各地の老施協それぞれが精いっぱい要望活動を展開した点を挙げ、感謝の意を表した。また、今後について、「来年度、再来年度と、やはり地元の先生方に皆さま方からのお願いの声を上げ続けていただきたい。改定のある年だけ声を上げても意味がない。経営や人材不足の状況がどうなっているのか。今回のプラス幅では補えない点とその程度についてエビデンスを示しながら戦い続けていきましょう」とした。

 今回提出されたのは以下の2議案で、いずれも可決承認された。

第1号議案:令和5年度事業計画の変更(案)について
第2号議案:令和5年度第一次収支補正予算(案)について

 変更内容は、主として第48回総会(3月22日)で承認された本年度事業計画に対して、女性キャリアアップに関する事業など新規事業の追加やその他修正等を行うことと、それに伴う補正予算であった。

 また、報告資料として、①令和5年度中間報告書、②令和5年度中間決算書、③令和5年度中間監事監査についての3点が提出された。

大山会長による開会のあいさつ
会場(都市センターホテル:東京都千代田区平河町)の様子 議事は井上峰夫議長により進行