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速報(JS-Weekly)
〈厚生労働省〉
医療情報の二次利用に関する論点を提示
JS-Weekly No.904
#医療情報 #二次利用 #公的DB #仮名化情報
医療情報の二次利用に関する論点~WGでは公的DBについて議論
厚生労働省は11月13日に開催された「健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報の二次利用に関するワーキンググループ」において、医療情報の二次利用に関する論点として、法制度の在り方、患者の特定や連結方法、データの標準化・信頼性確保、データ利活用基盤の構築、クラウドやAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)連携の整備方法などがあることを示した。
このワーキンググループでは、上記のような論点のうち、今後、次の2つの論点について議論していくという。
- 医療分野の貴重な社会資源である公的データベース(厚生労働大臣が保有する医療・介護関係のデータベース)について、仮名化情報の保護と利活用を図るための法制度の在り方
- 医療現場の理解と協力の促進、本人・国民の理解促進に向けた取り組み
- 各データベース間の患者の特定(ひも付け)
- 本人の適切な関与
- 安全管理措置
- 医療等情報の提供に係る審査体制
- 情報連携基盤の整備の方向性
- 取り扱う情報の範囲
- 必要となる要件の骨格(一元的な利用申請の受付・審査体制の在り方、求められる情報セキュリティなど)
これら以外のデータ標準化・信頼性確保、クラウドやAPI連携の整備方法等の技術的論点については、別途、専門家からなる検討の場を設け、議論するという。