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老施協ダイジェスト

第1回女性キャリアアップ推進部会を開催 女性活躍社会の推進に向け、全国老施協からスタート など

2023.10 老施協 MONTHLY

第1回女性キャリアアップ推進部会を開催
女性活躍社会の推進に向け、全国老施協からスタート

POINT

  1. 現場職員などにアンケート調査を実施し、その結果を新規事業に反映
  2. JSフェスティバル in 岐阜で「女性キャリアアップ推進プログラム」を開催

 全国老施協は9月11日、「第1回女性キャリアアップ推進部会」(部会長:藤井満美)を開催し、今後の部会の方向性について議論を重ねた。

 最終目標は、ダイバーシティー(多様性)を実現し、求職者から選ばれる業界を目指すことである。その実現に向けて、現場職員などにアンケート調査を実施する。調査結果を基に課題の抽出と課題解決に向けた対策を行い、来年度の新規事業に反映させるのが狙い。

 また、11月に行われるJSフェスティバル in 岐阜で開催される「女性キャリアアップ推進プログラム」では、秋本可愛氏(株式会社Blanket代表取締役)、堀田聡子氏(慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科教授)が登壇する。女性キャリアアップ推進部会からは、山田淳子副会長、小林美穂委員がディスカッションコーディネーターなどとして参加する。


第1回JS次世代委員会を開催
令和5年度JS次世代委員会運営方針などを確認

POINT

  1. 次世代が備える目指すべき人材像を広める
  2. 「ワールドカフェ」の開催では10月末までにアイデアを集約

 全国老施協は9月12日、新体制となって初の「JS次世代委員会」を開催した。小泉副会長より「大切なことは、雑談から日本レベルで物事を見ていき、自身の法人や団体の活動に生かしていくこと」と開会のあいさつの後、議題に入った。「令和5年度JS次世代委員会運営方針」については、大切なポイントとして①JS次世代委員会への名称変更の理由を述べることができるようにする、②「次世代を担うリーダーが備える5つの目指すべき人材像を広める、③引き続き、全県設置を目指し、代表者会議の充実を図る、の3つを確認。「第2回JS次世代委員会代表者会議」では各県活動報告と小泉副会長による中央情勢報告を行った。「第2回全国老人福祉施設大会・研究会議〜JSフェスティバル in 岐阜〜」についても協議し、次世代ワールドカフェについて方針を説明。10月末までにアイデアを集約し、11月中旬までに委員で内容を共有する。「意見交換・共有グループワーク」では、コロナウイルス感染症対策について「施設の数だけ対応方法がある」実態を再確認。JS次世代委員会でアンケートを実施し、対応の指標を示せないかという意見については、今後、四役会議でも協議していく。次世代ワールドカフェは、今年度全国大会・研究会議および令和6年2月に開催予定。


取材・文=太田瑞穂・見田裕一・渡辺啓道・早坂美佐緒(東京コア)