最新制度解説

速報(JS-Weekly)

〈厚生労働省〉

高齢者世帯、1506万世帯(29.0%)で世帯数・割合共に過去最高を記録

JS-Weekly No.847

#国民生活基礎調査 #高齢者世帯

全国の世帯総数は5191万4000世帯、平均世帯人員は2.37人

 厚生労働省は9月9日、「令和3年国民生活基礎調査」を公表した。

 令和3年6月3日現在における全国の世帯総数は5191万4000世帯で、平均世帯人員は2.37人。世帯構造を見ると、「単独世帯」が1529万2000世帯(全世帯の29.5%)で、世帯数・割合共に過去最高を記録した。次いで「夫婦と未婚の子のみの世帯」が1427万2000世帯(同27.5%)、「夫婦のみの世帯」が1271万4000世帯(同24.5%)の順である。

 世帯類型を見ると、65歳以上の人のみまたは65歳以上の人と18歳未満の未婚の人で構成する「高齢者世帯」は1506万2000世帯(全世帯の29.0%)で、世帯数・割合共に過去最高を記録した。内訳は「単独世帯」が742万7000世帯(高齢者世帯の49.3%)で最も多く、次いで「夫婦のみの世帯」が700万5000世帯(同46.5%)となっている。また、「単独世帯」を性別に見ると、男性は35.7%、女性は64.3%となっており、年齢構成別では、男性は「70〜74歳」が29.8%、女性は「85歳以上」が24.3%で最も多くなっている。

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