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速報(JS-Weekly)

〈厚生労働省〉

厚労省、1号保険料負担の在り方に関する議論の状況や、今後の見通しなどを地方公共団体に示す

JS-Weekly No.905

#第9期計画期間 #1号保険料

1号保険料負担の在り方についての最終的な結論は、年末になる見通し

 厚生労働省は11月17日、事務連絡「第9期計画期間に向けた1号保険料に関する検討について(その2)」を都道府県・市町村の介護保険主管部(局)宛てに発出した。今回の事務連絡は、11月6日に開催された「第108回社会保障審議会介護保険部会」などを踏まえ、1号保険料負担の在り方に関する議論の状況や、今後の見通しなどを示したもの。市町村に対し、了知を求めている。

 1号保険料負担の在り方については、「第108回社会保障審議会介護保険部会」において、厚労省より「第1号保険料に関する見直しの方向性」の案(以下、厚労省案)が示され、当該見直しの方向性について議論した結果、部会長一任とされた。

 今後は、厚労省案に基づき、年末までの予算編成過程の中で、国の定める標準乗率、公費軽減割合等を調整する。1号保険料負担の在り方についての最終的な結論は、年末の政府予算案の決定時期となる見通し。

 市町村に対し、厚労省案に沿って国の定める標準段階数、標準乗率、公費軽減割合等が見直されることを前提に、「第9期計画期間に向けた1号保険料に関する検討について(令和5年10月17日老健局介護保険計画課事務連絡)」や「見える化システム」に掲載している保険料計算シートなども十分に参照しながら、1号保険料に関する事務的な検討を進めるなど、年末までの間に条例制定手続き等への備えを求めた。

参考資料