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速報(JS-Weekly)

〈全国老施協〉

「令和5年度介護人材定着研修(リーダー介護職員向け)」開催

JS-Weekly No.904

#リーダー介護職員 #介護人材育成 #チームワークづくり

リーダーとしての重点テーマは「人材育成」と「チームワークづくり」

 全国老施協は11月9日、「令和5年度介護人材定着研修(リーダー介護職員向け)」を開催した。株式会社リクルートのHELPMAN JAPANプロジェクトと連携したプログラムにより、介護現場のリーダーとして抱える悩みを共有したり、自分自身を振り返ることによって自己承認を得ること、その上で改めて自分の役割とチームメンバーとの関わり方を考えることが目的。ほぼ1日の長丁場にもかかわらず、50人の参加者が個人ワークやグループワークに臨んだ。

 開会にあたって、介護人材対策委員会の西山宏二郎委員長は「介護人材定着研修は、令和3年度からの継続事業として、新たな採用プロセスの構築とともに長期的に活躍できる介護人材の確保を目的に開催しているもの。この研修を受けることで、それぞれの現場に『実り』を持ち帰ってほしい」と参加者にエールを送った。

リーダーとしての視点や関わり方を見つめ直し、将来的にあるべき姿を考える

 プログラムは、①リーダーの悩み、②私の仕事ヒストリー、③テーマ討議(人材育成・チームワーク)、④ありたい姿という流れで進められた。

 まず、リーダーとしての悩みを洗い出し、リーダーとしての観点で整理(仕事面・対人面・自己面)し取り組み方を考える(①)。続いて、仕事を始めてからうれしかったことや大変だったが乗り越えた体験を書き出す(②)。任意で抽出した実際のスタッフについて、持ち味をつかむ観点11項目を書き出し(③)、グループワークでは、共有した情報に基づいて、そのスタッフへの今後の関わり方を方法論も含めて議論。

 ありたい姿(④)では、現在の自分の持ち味や強み、自分にとっての仕事の意味をまとめた上で、リーダーとしてどのような自分でありたいか、またどのようなユニット・職場としたいかを考察。そのために、職場で実行する「最初」の一歩をシートにまとめ、成果として持ち帰った。

 本研修は令和5年11月24日(金)~ 令和6年1月19日(金)の期間でオンデマンド配信を行う。
オンデマンド配信受講の申し込みは以下リンクより令和5年12月14日(木)まで受付中。

参考資料