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速報(JS-Weekly)
〈自由民主党〉
総合経済対策の厚生労働分野における重点事項を了承
JS-Weekly No.900
#報酬改定 #賃上げ #物価高騰対策
物価高騰・賃上げへの対応を要求
自由民主党の厚生労働部会は10月11日、政府が月内にまとめる総合経済対策に向けて、厚生労働分野における重点事項を了承した。
その重点事項は、①医療・介護・障害福祉分野の物価高騰などへの対応(食材料費・光熱水費の高騰への対応、人材確保のための賃上げ等)、②三位一体の労働市場改革の推進、③感染症対策、④DX・イノベーションの推進、⑤国土強靭化の5項目。
このうち医療・介護・障害福祉分野の物価高騰・賃上げへの対応については、報酬改定を待たずに前倒しで対応すべき、といった意見が複数の議員から挙がった。
厚労大臣、「必要な施策」盛り込む
この自民党厚生労働部会の意見を踏まえて、武見敬三厚生労働大臣は13日の記者会見で、「医療・介護・障害福祉分野の食材料費・光熱水費の負担が大きくなっていることに加え、人材の確保も困難となっており、サービス提供体制が危機的事態となっていることを踏まえ、賃上げや、食材料費・光熱水費高騰への対応が必要であること」について、「多くの意見が寄せられたと承知している」と述べた。そして、政府の総合経済対策に「必要な施策をしっかり盛り込んでいきたい」とした。