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速報(JS-Weekly)
〈厚生労働省〉
国産のコロナワクチン初承認 9月以降の秋接種には使用せず
#コロナワクチン #初の国産
初の国産ワクチンは従来株対応、オミクロン株XBB対応ワクチンの開発を進める
厚生労働省は8月2日、第一三共のmRNAワクチン「ダイチロナ筋注」の国内での製造販売を承認した。国内企業が開発した新型コロナワクチンとしては初の承認となる。1月に厚労省に申請がされ、7月31日の薬事・食品衛生審議会 医薬品第二部会において、有効性が確認でき、安全性も問題ないとして、使用を認めることが了承されていた。一方、申請がされていた塩野義製薬開発の新型コロナワクチンについては、有効性を認めるデータが不十分として、継続審議となった。
加藤勝信厚労相は8月1日の記者会見で、「新型コロナを含めた感染症に対するワクチンを国内で開発・生産できる能力を確保するというのは非常に大事な観点であり、一定の意義がある」との認識を示した。
なお、第⼀三共が開発したワクチンは、従来株1価のmRNAワクチン。9⽉から予定している新型コロナワクチンの追加接種では、オミクロン株XBBに対応するワクチンが使用されるため、供給の予定はない。同社はXBB対応ワクチンの開発も進めており、早ければ年内に供給できるよう取り組むとしている。