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〈首相官邸〉

岸田首相、認知症に関する関係者会議を9月にスタートさせる意向

#認知症基本法 #関係者会議

認知症基本法に先行し、首相主宰で認知症に関する関係者会議発足の意向

 岸田文雄首相は8月3日に群馬県を訪問し、デイサービスセンターおおいど(群馬県伊勢崎市)の視察などを行った。視察に際しては、施設の概要説明を受けた後、利用者や家族との車座対話を行った。視察後の会見で岸田首相は、「職員の認知症ケアに対する熱い思いを感じた」とし、「利用者の方々の穏やかな笑顔からも、改めて介護現場での尽力・努力に頭の下がる思いがした」と語った。車座対話では、施設の利用者や家族、職員のほか、令和5年3月から「ぐんま希望大使」として活動している本島文子さんとその家族との意見交換も行い、本人や家族、さらには関係者の声を政策に反映していくことの重要性を実感。先の通常国会で成立した認知症基本法では、政府が基本計画を策定するにあたり、関係者会議の設置を規定している。岸田首相は、その施行を待たず、9月には関係者による会議体を主宰し、認知症に関する普及啓発や本人発信の支援や、地域ぐるみの保健医療・福祉体制、仕事との両立を含めた家族への支援など、予防・早期診断や認知症の進行抑制などのための研究開発と併せて、総合的な施策推進のための議論を深めていきたいとの考えを述べた。

出典:首相官邸ホームページ