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速報(JS-Weekly)

〈厚生労働省〉

データ連携のためのケアプラン標準仕様を改訂

JS-Weekly No.883

#ケアプラン #データ連携 #サービス提供事業所

異なるベンダーの介護情報ソフト間でもデータ連携が可能に

 介護分野における業務効率化を図るためには、ICTを活用した情報連携が重要となるため、異なるベンダーの介護ソフト間であってもデータ連携ができるように、厚生労働省は令和元年5月に「居宅介護支援事業所と訪問介護などのサービス提供事業所間における情報連携の標準仕様」(以下「ケアプラン標準仕様」)を作成していた。厚生労働省老健局は6月15日、このケアプラン標準仕様の改訂に関する「『居宅介護支援事業所と訪問介護などのサービス提供事業所間における情報連携の標準仕様』の改訂について」という通知を介護事業者等に向けて発出した。ケアプラン標準仕様の概要およびケアプラン標準仕様の改訂の概要は、次の通り。

ケアプラン標準仕様の概要
異なるベンダーの介護ソフトを使用している居宅介護支援事業所、居宅サービス事業所の間では、データの互換性がなく、居宅サービス計画書、サービス利用票(兼居宅サービス計画)、サービス利用票別表については、データによる円滑な情報連携が行えないという課題があった。このような課題を解決し、居宅介護支援事業所と居宅サービス事業所との間でケアプランのデータ連携を行うことができるようにするため、居宅サービス計画書、サービス利用票(兼居宅サービス計画)、サービス利用票別表について標準的なデータ形式を定めたものが、ケアプラン標準仕様である。
ケアプラン標準仕様の改訂の概要
  • 「CSVファイルレイアウト定義書」のうち、「前月までの利用日数」の項目長の修正
  • ケアプランデータ連携システムの運用を踏まえたセキュリティー面への配慮を明確にするための改訂

参考資料