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速報(JS-Weekly)
読経を用いた健康プログラムによる嚥下機能・呼吸機能の改善などの健康効果についてエビデンスを公表
▶読経プログラムが誤嚥性肺炎予防に効果
地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター研究所は6月10日、プレスリリース「読経を用いた健康プログラムの健康効果のエビデンスの国際発信」を公表した。同センター自立促進と精神保健研究チームが大正大学等と連携して開発したのは、寺院で行う読経を用いた健康プログラム。54歳から91歳までの地域住民44人が、週1回1時間のセッション(全7回)に参加した。プログラムの前後に測定した精神的健康への効果(WHO-5ウェルビーイング指数※)や嚥下機能などの数値がエビデンスとなっている。
※世界保健機関が推奨する精神的健康の測定指標。WHO Five Well-being Index
【プログラム実施のポイント】
●精神的ウェルビーイングの改善が見られた。
●非日常語であるお経を、息を長く大きな声でお唱えすることで、嚥下機能や呼吸機能の改善が見られた。
同センターは、寺院で行う介護者のための集いが地域包括ケア支援センターなどから高く評価されているという先行研究の報告も踏まえ、読経を、精神的ウェルビーイング及び呼吸・嚥下関連機能双方の向上を目的とした、地域ベースのプログラムに組み込む可能性が示されたとしている。

※本プログラムは、文化的に親しみのある極めて長い歴史を有する習慣の健康効果に注目したものであり、特定の宗教や宗派との利害関係はなく、布教とは一切関係がないとされている。
(参考資料)
https://www.tmghig.jp/research/release/2026/0610.html