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第9回 「世代間交流最前線」

第9回 「世代間交流最前線」

 福祉科で学んでいる高校生に、将来なぜ介護士になりたいのかを尋ねたところ、「お年寄りと話すことで知識が増え、世界が広がるから」という答えが返ってきました。家庭で祖父母から話を聞く機会が少なくなっている若い人が多い今、何十人もの高齢者と交流できる施設は、知識の宝庫です。実際、友人やSNSからだけでは知り得ないエンターテインメントを施設のレクリエーションを通して知り、アミちゃんのようにはまってしまったという話もよく聞きます。「一周回って新しい」とはまさにこのことで、高齢者施設は「温故知新」に溢れています。
 そして、「知らないことを知ることができる」というのは、趣味・嗜好にとどまりません。それぞれの人生ドラマをもつ高齢者の方々に最期まで寄り添うことで得られる経験は、他の仕事にはない、かけがえのないものだと施設で働く多くの方々が語ります。そんな高齢者の方々にもっと楽しんでほしいから、今日も施設ではさまざまなレクリエーションを企画し、その舞台裏を支えるために奮闘しています。
 

 

2025年7月号 「レクリエーションの舞台裏」をぜひ読み返してみてください。

 

取材・文=池田佳寿子、マンガ=泉沢奈々恵