こころとからだ

こころの橋わたし

〈お悩み 05〉もともと口下手で、自分の考えを伝えようとしても空回り。うまく伝えることができません。話す機会があっても「またうまくいかなかった」と自信を失ってしまいます。

「介」という字には「間でとりもつ」「たすける」という意味があります。
尊いお仕事をされている皆さまのこころとこころをつなぐヒントになれば幸いです。

 

 

 

 

お悩み

もともと口下手で、自分の考えを伝えようとしても空回り。
うまく伝えることができません。話す機会があっても
「またうまくいかなかった」と自信を失ってしまいます。

 

妙慶

自分が思ったことを誤解なく
相手に伝えるということは難しいことです。
また伝わらなかったらどうしようと
思えば思うほど焦るでしょう。

 

  「自分は何を伝えるか」と自分の思いを中心にしてしまうと失敗します。大切なことは「相手にはどう伝わったか」を考えることが大切です。

|POINT1相手が聞ける状況を把握する

 相手は精神的に「聞く余裕がない」ときがあります。そのときは相手の状況をみながら間をおき伝えましょう。

|POINT2タイミングを逃さない

 相手の状況を考えすぎてタイミングを外すときもあります。今かな?と思えたときに伝えましょう。

|POINT3結論を最初に伝える

 人間は、考えた過程をそのまま話してしまう習性があります。すると説明を聞かされているようで要点がわかりません。たとえば商品の説明文を読むとき、だらだらと長い文章は読みにくいですよね。そこを「美味しく美容によいお菓子をどうぞ」と書かれると、いただこうかなと思います。

 

 話すとき「報告があるのですが」「お誘いの話ですが3分ほどよろしいですか?」など、結論として伝えたいメッセージを最初に言いましょう。大切なのは、心を込めること。「爽やかに胸に投げかけるよう」に伝えてみませんか?