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速報(JS-Weekly)

認知症介護に関するQ&A Vol.14を公表―研修義務・加算算定の取り扱いを明確化

#新たなQ&A通知 #eラーニング #多言語教材 #令和6年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.14)

 厚生労働省は、令和7年4月18日付事務連絡「令和6年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.14)」を発出した。今回のQ&Aは、認知症介護基礎研修および認知症チームケア推進加算に関する具体的な取り扱いを中心に整理されており、各事業所・関係機関に対し周知と適切な対応が求められている。

 

■認知症介護基礎研修の義務付け

・無資格者を対象とした経過措置は令和6年3月31日で終了済み。

・採用後1年間の猶予期間は継続中(新卒・中途問わず対象)。

・教材は日本語のほか、英語・ベトナム語・中国語など7言語を整備済みであり、日本語能力試験のN4レベルを基準とした教材も整備。

▶研修サイト:https://kiso-elearning.jp/

 

■認知症チームケア推進加算に関する取り扱い

 【研修受講・認定】

・認知症介護研究・研修センター(仙台・東京・大府)によるオンデマンド研修が対象。

 ▶https://www.dcnet.gr.jp/teamcare/

・東京都が実施する「日本版BPSDケアプログラム」アドミニストレーター研修修了者も対象とみなされる。

 

【ワークシートの取り扱い】

・加算算定に必要なワークシート・チェックリスト・BPSD25Qシートは上記研修サイトにて入手可能。

・日本版BPSDケアプログラムでの記録は、システム内「DEMBASE」に入力後、【入力履歴】 のPDF出力および打合せ記録でワークシートの代替が可能。

(参考資料:https://www.mhlw.go.jp/content/001478536.pdf