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2040年に向けた介護サービスの未来 人材確保・テクノロジー活用・認知症ケアの課題と対策
#「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会 #生産性向上 #持続可能なサービス提供体制の構築
令和7年2月10日、厚生労働省の「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会(第3回)が開催され、介護人材の確保・テクノロジー活用・認知症ケアの向上が議論された。
・介護人材の確保と職場環境改善
①介護業界の人材不足が深刻化
・介護職員の採用率は上昇しているが、要介護者数の増加に追いついていない。
・職場の人間関係・賃金水準の低さが離職の大きな要因。
②人材確保のための施策
・求職イベントの強化(合同説明会・職場体験の拡充)
・外国人介護人材の育成・定着支援
・賃金水準の向上とキャリアアップ支援
・介護テクノロジーの導入と生産性向上
①ICT・ロボット導入による業務負担軽減
・介護記録や見守りセンサー、ナースコールのデジタル化が進行中。
・介護助手の活用(タスクシフト)により、介護職員が直接ケアに集中できる環境を整備。
②導入効果の事例
・東京都の介護施設ではICT導入後、記録業務の負担軽減と残業時間の削減を実現。
・高齢者の生活支援を行う介護助手の活用により、職員の負担を軽減。
・認知症ケアの質の向上
①認知症高齢者の増加と支援強化
・2040年には認知症高齢者が1,277万人に達すると予測。
・特に独居の認知症高齢者は、社会的孤立や低栄養、消費者被害のリスクが高い。
②今後の対策
・認知症診断の早期化と適切な介護サービスへのアクセス向上
・家族支援の強化(ピアサポート活動・電話相談の充実)。
本検討会では、2040年の介護ニーズ増大に対応するための人材確保策、テクノロジー活用、認知症ケアの強化が重要課題として示された。今後は、ICT導入・人材育成・認知症高齢者の包括的支援の拡充が求められる。