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速報(JS-Weekly)

6月以降の介護サービス利用料増加を説明する「利用者・ご家族向けリーフレット」を公表

#令和6年度「介護職員の処遇改善加算」改正のポイント #介護サービス利用料増加説明リーフ

 

 厚生労働省は、令和6年度介護報酬改定に伴う介護職員処遇改善加算等の見直しを踏まえ、利用者の6月以降介護保険サービス利用料が変わる可能性があるため、加算を算定する介護サービス事業者が利用者に説明する際に活用することを目的としたリーフレットを作成・公表した。

  リーフレットでは、利用者やご家族に対して「介護現場で働く方の処遇改善を行い人材確保に努め、良質なサービス提供を続けることができるようにするための取り組みです。」とサービス継続への理解とお願いを記載したうえで、2024年度介護職員の処遇改善加算改正のポイントとして、以下を説明している。

  • 介護現場における人材確保を更に推し進めるため、令和6年6月以降、処遇改善のための 加算充実策を講じます。
  • この加算は、既に9割以上の事業所で利用されており、この加算による介護報酬の上乗せ分は、介護職員などの職員の処遇改善に充てられています。
  • ご利用の介護サービス事業者がこの制度を利用・申請した場合、6月以降、介護サービス利用料が上がる可能性があります。

  合わせて、利用者の自己負担額が一定額を超えた場合において、申請により払い戻される高額介護サービス費の仕組みも紹介している。

 

参考資料:  https://www.mhlw.go.jp/content/001245282.pdf/