最新制度解説

速報(JS-Weekly)

〈厚生労働省〉

訪問系サービスへの外国人介護人材の従事を拡大

JS-Weekly No.921

#訪問介護 #人手不足解消 #外国人材 #技能実習 #特定技能

厚労省、訪問系サービスにEPA介護福祉士候補者、技能実習、特定技能の外国人材の従事を認める

 厚生労働省は3月22⽇、「第6回 外国人介護人材の業務の在り方に関する検討会」を開催し、 EPA介護福祉士候補者、技能実習、特定技能の外国人材を訪問介護等の訪問系サービスに従事させることを中心に議論した。

 その中で厚労省は、介護現場での慢性的な人手不足解消のため、これまで施設系サービスにしか従事を認められていなかったEPA介護福祉士候補者、技能実習、特定技能の外国人材について、日本人と同様に介護職員初任者研修を修了した有資格者等であることを前提に、ケアの質や権利擁護等の観点から、受け入れ事業者に対して一定の事項の遵守を求め、当該事項を適切に履行できる体制・計画等を有することを条件として、訪問介護等の訪問系サービスへの従事を認めるべきとした。

 また、国には適切な指導体制の確保やハラスメント対応等の観点から、受け入れ事業者の遵守事項の履行体制の確保の確認や、相談窓口の設置、受け入れ環境整備等を行うことを求めている。

参考資料