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〈全国老施協〉
令和6年能登半島地震 全国老施協の取り組み
JS-Weekly No.910
#能登半島地震
全国老施協災害対策本部(大山知子本部長)は、各被災された新潟県、富山県、石川県及び福井県の老施協及びデイ協、その他厚生労働省や老施協・デイ協、他福祉関係団体などと連携して取り組みを進めております。
取り組みの内容は、全国老施協ホームページに特設ページを開設し、随時情報をお届けしております。現時点の掲載内容は以下のとおりです。
(1)災害対策本部の設置
令和6年1月1日16時10分に発生した石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6、震度7の地震発生を受け、会員施設(被災施設)等の被害の迅速な把握及び軽減・復旧を図るとともに、支援要請に対して適切に対応するため、令和6年1月1日(月)16時30分、全国老人福祉施設協議会災害対策本部を設置いたしました。
(2)全国老施協の対応状況
令和6年能登半島地震における全国老施協の対応状況の詳細は添付ファイルをご参照ください。
(3)人的支援について
1月9日(火)9時55分、石川県老人福祉施設協議会からの介護職員等の派遣要請を受けて、老施協DWAT(災害派遣福祉チーム)を設置している老施協・デイ協にチーム派遣の申込みを開始いたしました。
該当地域の関係の皆様におかれましては、該当地域の老施協・デイ協からの案内をご確認いただきますようお願いいたします。
(備考)
- 老施協DWATは、設置する県市老施協・デイ協を介して実施いたします。
- 老施協DWAT未設置の老施協・デイ協におかれましても、ご協力いただける場合は全国老施協災害対策本部までご連絡願います。(1月9日現在)
参考:人的支援 | 公益社団法人 全国老人福祉施設協議会 (roushikyo.or.jp)
(4)被災施設入所者の広域的受入について
被害が甚大な能登半島北部の電気、水道等のインフラは、土砂崩れ等による道路の被害により、復旧まで相当の時間がかかることが予想されます。
このため、人材の派遣もさることながら、入所者を安全な地域の施設に移送し、受け入れていただくオペレーションも今後想定されます。そうしたときに対応ができるよう、空きベッド数や受け入れ可否の確認などの心づもりと準備をしていただければ幸いです。
当会としては、厚労省及び石川県老施協と連携・調整しながら必要な支援策の準備を進めて参ります。(1月7日現在)
(5)物的支援について
被災地では現在道路が寸断され物資輸送が厳しい状況であり、「石川県への直接の物資持ち込みは交通渋滞により緊急車両等の通行の妨げとなるため、くれぐれもご遠慮ください」との依頼文書が石川県庁ホームページに掲載されているところです。
石川県庁の要請にしたがい、当面、組織的な対応は見合わせたいと存じます。引き続き石川県老施協と連携を緊密にし、高齢者施設に固有の必要物資の提供依頼があったときには、会員施設に応援を依頼させていただきます。(1月7日現在)
参考:物的支援 | 公益社団法人 全国老人福祉施設協議会 (roushikyo.or.jp)
(6)義援金について
石川県能登地方を中心に被害をもたらしている「令和6年能登半島地震」に関し、現地の被害等に対処されている老人福祉施設等の活動支援を目的として、本会では、別紙「推進要領」により、義援金(義援金名称「令和6年能登半島地震義援金」)を募集いたします。
義援金の支出につきましては、厚生労働省事務連絡(令和6年1月12日付)により特例的な取扱いが認められますので、会員の皆さまの温かいご支援を賜りますようお願い申しあげます。
詳細は以下をご確認ください。(1月12日現在)
(7)災害見舞金制度について
正会員の所属する施設又は事業所、及び利用者等が災害により被害を受けた場合に、見舞金を支給する制度です。
被害要件に応じ、本会より見舞金を支給させていただきます。
詳細は以下をご確認ください。(1月12日現在)