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速報(JS-Weekly)
〈総務省消防庁〉
8月の熱中症での救急搬送、去年の1.7倍で統計開始以降3番目の多さ 厳しい残暑で9月も搬送続く
JS-Weekly No.897
#熱中症 #北日本増加
8月の熱中症での救急搬送は去年の1.7倍、北海道や秋田では前年比約10倍
総務省消防庁は9月22日、熱中症による8月の救急搬送状況(確定値)を公表した。全国の搬送数は3万4835人で、前年同月から1.7倍、統計を取り始めた平成20年以降、8月では3番目の多さとなった。北海道と秋田では前年比約10倍など、北日本で大幅に増加し、高知を除く46都道府県で前年を上回った。このうち死亡したのは48人で、入院が必要な「重症」や「中等症」が合わせて1万1176人、「軽症」が2万3456人だった。
年齢区分別では高齢者が最も多く、発生場所では住居が最も多かった。
厳しい残暑で9月11日から1週間の熱中症搬送は2949人、平成20年以降最多
総務省消防庁が9月20日に公表した1週間の救急搬送状況(速報値)によると、9月11日から17日の1週間で熱中症で搬送された人は、全国で2949人だった。前週と比べて654人増加で前年比約1.4倍、この期間では、統計を取り始めた平成20年以降最多となった。厳しい残暑が要因とされる。このうち死亡したのは3人で、「重症」や「中等症」が合わせて758人、「軽症」が2149人だった。