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速報(JS-Weekly)

〈全国老施協〉

物価高騰支援の要請活動実施状況のアンケート調査結果を公表

JS-Weekly No.857

#物価高騰対策 #臨時交付金 #アンケート調査

各地の現状と要望活動の実施状況・成果を共有

 全国老施協は11月25日、「物価高騰支援の要請活動実施状況アンケート調査(11月25日時点)」の結果をホームページで公表した。高齢者福祉・介護事業所に対する物価高騰に係る支援の要請については、各方面へ要請活動を行ってきたが、物価高騰支援の原資となる令和4年度地方創生臨時交付金(以下、「臨時交付金」という)の運用は各自治体に委ねられていることから、各現場に必要な支援が届くようにするため、8月19日付で各都道府県・指定都市(以下、「各都道府県等」という)の老施協・デイ協(以下、「老施協等」という)会長宛てに、地元自治体に対する要請活動を依頼。各都道府県等老施協等との情報共有を目的とし、現状の調査を行い、取りまとめた。

調査対象:都道府県指定都市老施協・デイ協67か所(同一自治体の重複除く59か所)
調査期間:11/1(火)~11(金)
調査方法:Web調査(Questant) ※ 11/25 時点の回答状況は、58/59か所(98.3%)

  • 物価高騰支援の原資となる令和4年度地方創生臨時交付金は、運用方法が都道府県、市区町村それぞれに委ねられているが、本調査結果においても、算定期間、都道府県と市区町村での支援事業の整理、対象費目、対象サービス、支援額の単価、算定単位などについて、各自治体で多種多様な運用が行われている。
  • 算定期間 期間の設定はさまざまだが、令和5年度まで継続する支援事業はない。
  • 都道府県と市区町村での支援事業の整理については、以下の4例の回答があった。
    1. 県と市が分担して支援(施設サービス:県、在宅サービス:市)
    2. 県と市それぞれが支援(併給可)
    3. 県と市それぞれが支援(県から支援金がある場合は差し引いた額)
    4. 県と市それぞれが支援(併給不可)
  • 対象費目、対象サービス、 支援額の単価、算定単位などについて、各自治体で多種多様な運用が行われていることから、1施設あたりの支援見込み額を、自治体ごとの「総合」および「対象費目(複数、食費・給食、電気、ガソリン)ごと」について試算している。

参考資料