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速報(JS-Weekly)

〈総務省〉

出生者数が過去最少を更新、人口減少率が過去最大に 人口動態調査

JS-Weekly No.843

#政府統計 #人口減少 #人口動態調査

人口は13年連続で減少、減少率は過去最大

 総務省は8月9日、住民基本台帳に基づく令和4年1月1日現在の人口動態調査を発表した。

 それによると、国内の日本人の人口は前年から約62万人減の1億2322万3561人で平成21年をピークに13年連続で減少している。減少率は0.5%と調査開始以来、最大となった。

 令和3年1年間での日本人の出生者数は、81万2036人(前年より3万1285人減)で過去最小、死亡者数は144万1739人(前年より6万7810人増)で過去最大、死亡者数から出生者数を引いた人口の「自然減」は62万9703人と14年連続で過去最大となった。一方、日本住民の社会増減数(海外からの転入者−転出者)は1万563人増で、前年よりも大幅に縮小した。

住民基本台帳人口の推移【日本人住民】
出典:総務省

 人口区分別にみると、年少人口(15歳未満)および生産年齢人口(15歳以上65歳未満)は調査開始以来減少(生産年齢人口は平成7年を除く)を続け、老年人口(65歳以上)は増加を続けている。

 今年1月1日時点の老年人口の割合は28.53%、生産年齢人口は59.53%となった。

参考資料