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特集(制度関連)

第15回介護作文・フォトコンテスト結果発表!! ~つながり・絆をもう一度~②

2023.04 老施協 MONTHLY

フォト部門

最優秀賞
「4世代、想い出つなぎうなぎ」
愛知県 ひ孫のせいまさん

祖母が子どものころママと外食したという想い出の鰻のお店を、がんばって探し出しました。コロナ禍でテイクアウトをしていたので、奇跡的に届けることができました。80年ぶりの想い出の鰻をあっさりひ孫にあげるおばあちゃん。ありがとう。

優秀賞
「BEAUTY DAY」
兵庫県 須广さん

コロナ禍で外出の制限がある中少しでも楽しんで頂けることは何か、懐かしんで頂けることは何かを考え、ご自身で服を選んで化粧をし写真撮影会をする「BEAUTY DAY」を発案して実施いたしました。利用者様で泣いて喜ばれる方もいらっしゃったり、ホームページ内の投稿でも好評であり実施出来て良かったと感じています。

優秀賞
「おうちで美容室」
長野県 えりぱんなつこさん

春の暖かな陽ざしの縁側で、母が祖母の髪を切っているところ。

いいね賞
「令和版ロミオとジュリエット」
東京都 君塚さん

コロナ禍で面会が制限されるなか、ソーシャルディスタンスを保ちながらご主人と面会している様子です。その姿はまるでロミオとジュリエットのようでした。


手紙部門

最優秀賞

「だいすきだよ」っておばあちゃんからの手紙。
字が震えていた。
目が悪くなり、手は震えているのに
頑張って字を書いてくれてありがとう。
たった6文字だけど愛を感じれたし、
今もずっとお守りです。

兵庫県 まよさん

優秀賞

「生まれて初めてやったわ」と
ニコニコと話してくれるお母さん。
こんなにデイサービスを楽しんで通ってくれるとは。
もっともっと「生まれて初めて」の経験を
たくさんしてね!

神奈川県 義理の娘さん

優秀賞

戦時中じゃが芋ばかり食べてたから
芋は二度と食べない、と言いながら
マックのポテトが1番の好物だったおばあちゃん。
あなたの月命日には孫や曾孫が集まって
仏壇の前でポテトを食べてるよ。
美味しい匂い、届いてる?

大分県 サトウミホさん

武藤十夢賞

どんな時でも別れ際には
「あっこちゃんは幸せになるよー」と
手の甲にキスをしながら言ってくれた。
辛い時その声がしたり、手の甲を見ると力が湧くのは
そのおかげ。幸せの魔法をありがとう。

東京都 あおままさん


キャッチフレーズ部門

最優秀賞

「きっと大丈夫よ」って、
車椅子を押す私が、
背中を押されていた。

東京都 むーむーさん

優秀賞

ひとりでは、歩けないこと。
それは私も同じでした。

神奈川県 ネッコさん

優秀賞

私は介護なんてされたくなかった。
あなたが介護してくれるまでは。

静岡県 やんさん


学校賞

4つの部門を通して、一次審査通過者が多い学校を表彰いたします。

大学・大学院・専門学校

栃木介護福祉士専門学校

高等学校

九州文化学園高等学校


受賞作は…

ここでご紹介した作品を含む受賞作については、全国老施協のホームページの「第15回介護作文・フォトコンテスト結果発表」をご覧ください。本ページに掲載し切れなかった作品や受賞者のコメントも掲載しています。フォト部門入選作についても、それぞれのタイトルと作品紹介を併せてご覧いただくと、また格別。思わず笑ってしまうもの、ジーンとしてしまうもの、ニヤリとしてしまうもの。味わい深い作品ばかりです。

URLはこちら

審査委員長などのコメントや受賞動画の公開も予定しています。ご期待ください。
なお、受賞作は、3月6日発行の月刊『ダ・ヴィンチ 4月号』(KADOKAWA)および情報サイト「ダ・ヴィンチWeb」にも掲載されています。ぜひ、ご覧ください。

第15回介護作文・フォトコンテスト結果発表


取材・文=早坂美佐緒(東京コア)