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速報(JS-Weekly)

全国老施協第55回総会と感謝状の授与式を開催

#全国老施協第55回総会 #感謝状の授与式

▶令和7-8年度の新体制が決定

 全国老施協は6月16日に第55回総会を開催。大山会長は冒頭のあいさつで、介護業界の低賃金や物価高騰による経営悪化などに触れ、「公定価格の見直しは3年に1度では間に合わない。制度・政策を変えるためにさまざまな団体と連携し、関係省庁への陳情活動を継続していく」と力強く語った。さらに全国老施協DWATの、能登半島地震の被災施設への派遣が終了したことに対して協力への感謝を述べ、今後も災害時に助け合えるよう組織力を高めていくことの重要性を訴えた。

 出席状況は定足数に達しており本総会は成立。提出された議案はすべて承認可決された。審議終了後、新理事・監事による第105回理事会を経て、総会が再開。事務局が令和7-8年度の新執行体制を報告し、最後に大山会長より方針説明がなされた。大山会長は『素早いキャッチと行動力』をスローガンに掲げ、5つの基本方針を柱に、「制度・政策決定に現場の声や思いを反映させるべく、常にアンテナを張り巡らせて行動していきたい」と決意を語った。

 

●議案

第1号議案 令和7−8年度総会議長・副議長の選任について

第2号議案 代議員の選任について

第3号議案 令和6年度事業報告書(案)について

第4号議案 令和6年度決算報告書(案)について

第5号議案 令和7-8年度会長選挙の結果(会長及び副会長 

       候補者)の承認について

第6号議案 役員の選任について

第7号議案 監事の報酬について

 

▶総会終了後、能登半島地震における全国老施協DWATへの協力に対する感謝状の授与式を開催

 令和6年1月12日から始まった能登半島地震の被災施設への応援派遣が令和7年5月30日に終了したことを機に、支援活動の功績をたたえる感謝状を授与。派遣に応じた13都県市、187ヶ所の施設を代表して、富山県の特別養護老人ホームささづ苑の加藤駿さんと、福井県老施協の屋敷大作会長に授与された。

 加藤さんは「これからも互いに助け合い、全国の福祉を盛り上げていきたい」、屋敷会長は「派遣されたDWATのメンバーを誇りに思う。一丸となって行動したことに成果があった」と思いを語った。最後に最も被害の大きかった石川県老施協の紙谷会長が「このご恩を忘れず一生懸命頑張っていきたい」と支援への感謝を述べた。