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介護現場の「カスハラ」相談窓口を設置
#カスハラ #相談窓口 #都内介護施設等に勤務 #職員・管理者が対象
東京都は4月21日、介護現場の環境を整えることを目的として「介護現場におけるカスタマーハラスメント対策強化事業」の実施を開始した。
介護現場では利用者の身体への接触が多い中で、利用者本人の認知機能等に問題がある場合や、家族からの無理な要求や暴言などが繰り返されることもある。しかし安易に利用契約を解除することもできず、職員が疲弊して離職してしまうケースは少なくない。
都では、介護現場の安全を確保し、安心して働ける環境を整えるために、利用者やその家族等からのカスタマーハラスメント行為に悩む介護職員を対象にしたワンストップ窓口を開設した。
相談事例としては
・利用者やその家族等からの暴力行為や迷惑行為
【例】殴る、蹴る、噛まれる、物を投げられる、体を必要以上に触られる など
・利用者やその家族等からの言葉による暴力
【例】不当なクレーム、不当なサービス内容の要求、暴言、セクハラを含む発言 など
・その他介護サービスの提供を妨げる行為
など。専門の相談員が対応するほか、法的な対応が必要と判断された場合には、弁護士による法律相談も案内する。今回の都の取り組みを機に、こうした相談窓口が全国に設置されていくことが望まれる。
【介護職員カスタマーハラスメント総合相談窓口】
対象:都内介護施設等に勤務する職員・管理者
電話:0120‐655‐605
応募フォーム:https://wcan-media.com/tokyo-consultation-center2025/
※応募フォームは24時間毎日受付
相談時間:月曜~金曜 午前9時から午後5時30分まで
(参考資料)
https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kourei/hoken/kaigo_lib/customer_harassment
https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/fukushi/2025-04-25-094147-570