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速報(JS-Weekly)
介護保険事務処理システム変更に関する参考資料が確定版に
#介護保険事務処理システム変更に係る参考資料(確定版) #報酬改定・システム対応に向けた留意点 #2025年度以降
厚生労働省は3月28日、各都道府県・市町村に向けて「介護保険事務処理システム変更に係る参考資料(確定版)」を通知した。
この資料は、令和6年度介護報酬改定をはじめとする各種制度変更への事務的対応を支援するもので、同日までに確定した内容が網羅されている。
■主な内容
○介護報酬改定に関する届出・請求対応
・介護給付費算定に係る「体制等状況一覧表」や「サービスコード表」「算定構造図」など、令和7年4月および8月に適用される様式と構成を明示。
・「届出における留意点」については、一部改正資料や別表が添付され、変更点を黄色網掛けや赤字で可視化。
○インタフェース仕様の変更
・国保連合会および市町村とのデータ連携仕様書(IF帳票レイアウト)を新たに整備。
・令和7年4月、8月、令和8年4月と段階的にシステム改修が求められる。
・新旧対照表、仕様書、解説書(共通・都道府県・保険者編)を完全収録。
○介護予防・日常生活支援総合事業の対応
・審査支払委託に伴う事務処理の流れ、サービスコード、届出様式等を網羅。
・特に、給付管理票と請求明細書の連動パターン、異動連絡票作成例なども新規で提示。
○主治医意見書作成料処理の明確化
・医療機関との連携を踏まえた支払処理の流れ図を新たに示し、事務手続きの効率化を図る。
※詳細な資料構成や変更内容の識別には、各資料中の「新規資料」「一部変更」「※(体裁確定のみ)」の注記を確認することが推奨される。
(参考資料:https://www.wam.go.jp/gyoseiShiryou/detail?gno=21470&ct=020050010)