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令和6年能登半島地震にかかる 義援金について(御礼と報告) など

2024.5 老施協 MONTHLY

令和6年能登半島地震にかかる
義援金について(御礼と報告)

 令和6年1月の能登半島地震で被災した施設・事業所を支援するため、会員の皆さまから義援金を受け付けていましたが、令和6年3月31日までに総額104,744,981円の浄財が寄せられました。皆さまの温かいご支援とご協力に厚くお礼を申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

 皆さまの善意によって集まった義援金は、令和6年3月8日及び令和6年4月3日付災害対策委員会、並びに令和6年3月14日及び令和6年4月4日付常任理事会におきまして、次のとおり配分を決定いたしました。

全国老施協 会長 大山 知子

 


令和6年度JS次世代委員会
代表者会議を開催

 

Focus

4月5日に全国老施協にてテレビ会議で
第1回 JS次世代委員会 代表者会議が開かれた。

 

令和6年度事業計画 

 介護現場を革新するための新たな着眼点や発想力を磨き、「次世代を担うリーダーの育成」を目指すJS次世代委員会。今回の会議では、 大山知子会長のあいさつを皮切りに、JS次世代委員会委員長の原本 一(広島県)から「次世代を担うリーダー」が備えるべき5つの目指すべき人物像についての解説や事業進捗状況報告がなされた。令和6年度の事業計画については、JS次世代委員会四役会議の開催、JS次世代委員会の開催、JS次世代委員会代表者会議の開催、次世代ワールドカフェの企画・運営などが発表された。

 

次世代ワールドカフェ 

 次世代ワールドカフェは「未来志向型次世代ワールドカフェ」と称し、人材育成・ネットワークの構築・次世代委員会の組織強化の3つの目的のもと、次世代を担うリーダーが集い、同じテーマに向き合い、福祉・介護や人材育成だけでなく、経営、制度、政策・政治といった福祉を取り巻くさまざまな事柄について、柔軟な発想のもと自由討議を実施するもの。

 介護現場最前線のスペシャリストとの新たな出会いや、県、ブロックを越えた交流と議論を行うことで関係性を深め、長期的に研さんし合える関係を構築し、介護業界の人的資本の向上を目指している。都道府県・指定都市老施協の次世代委員会および21世紀委員会委員を対象に、定員100名程度で年2回の開催を予定。 

 今回は令和6年2月に開催された、第1回JS次世代ワールドカフェin鹿児島の様子が写真とともに紹介された。同委員会が掲げる『人材育成』、『ネットワークの構築』、『組織力の強化』につながる絶好の機会となったこと、今後は企画内容のブラッシュアップを図ると共に、他の委員会や部会と手を取り合い、垣根を越えた活動にチャレンジしたい旨が発表された。

 

各県委員会活動報告と講義 

 続いて各県委員会活動報告として、愛媛県次世代委員会と鹿児島県次世代委員会の活動報告があった。

 最後に「介護報酬改定2024」と題して小泉立志副会長から処遇改善についての講義が行われた。

 現在42の県市に次世代委員会が設置されているが、全県での設置を目標に、未設置県への具体的なサポートを強化してより均等なサービス提供を目指している。令和6年度のJS次世代委員会は、介護業界に新たな風を吹き込み、全国の委員と共に、革新的で持続可能な介護の未来を創造していくことを明言する会議となった。

 

 

 


第1回ロボット・ICT推進委員会を開催

 

Focus

4月10日に令和6年度の第1回ロボット・ICT推進委員会を開催。
昨年度の各事業の振り返りと、令和6年度の事業計画を検討。

 

令和5年度の振り返り 

 

●デジタル化ボトムアップ支援事業
全国老施協版介護ICT導入モデル事業の成果を普及させるため、8つの実証施設において実施された実地研修について報告された。

 

 

●介護ロボット・ICT 導入状況調査事業
HPにて各事業の周知、資料の更新等を実施した。

 

●介護ロボット・ICT 利活用セミナー
8実証施設の対談動画を令和6年3月28日に、YouTubeにて一般公開し各SNS等にて周知した。

 

●第2回全国老人福祉施設大会・研究会議~JS フェスティバルin 岐阜~では下記内容にて講演を実施した。
①ロボット・ICT シンポジウム「介護新時代に求められる働き方と介護DX~全国老施協版介護ICT導入モデルの普及研修(実地研修)レビュー~」
②全国老施協版介護ICT導入ガイドラインとメーカー最新情報~自施設に最適な機器を選定するために~

 

●介護系展示会「CareTEX」の登壇状況について

ICT導入モデル事業の周知のため、令和4〜5年度にかけて実証施設にご登壇を頂いた。

 

 

令和6年度の事業計画

 

●ロボット・ICT 推進委員会
急減する生産年齢人口と相対的な高齢者人口の伸びの需給ギャップに対応し「介護現場の革新」を具体的に推進するために下記の事業の管理および推進を行う。

 

1.導入モデル事業8ブロック8施設における実証のモデル構築および全国への横展開
2.全国の先進事例や全国老施協の導入モデル事業等についてウェブ等で情報発信等を行っていく
3.介護ロボットの活用等の動画の配信および施設への導入にむけたセミナーの実施
4.デジタル化が遅れる施設への支援ならびに国が進める事業への協力

 

●介護ロボット・ICT 導入状況調査事業
介護ロボット・ICT機器の導入を検討している老人福祉・介護事業者と、既に導入しているが取り組み上の課題を抱える業者の双方に対して、現場の実態調査を踏まえた情報をホームページ上で公開し周知する。

 

●介護ロボット・ICT 利活用セミナー事業
管理者、施設長などに向け、WEB配信で次期報酬改定におけるICT関連の加算対策として必要な知識・準備に関するノウハウを伝える。

 

●デジタル化ボトムアップ支援事業
全国老施協版介護ICT導入モデル事業の普及に向けて、各実証施設における研修対応の支援を実施する。

 

<その他> 補助金の調査、令和6年度の予算等についても確認された。