#福祉貸付事業　#融資限度額

見直しの背景には、原油価格等の上昇の影響による施設整備等費用の増加

　独立行政法人福祉医療機構（WAM）は11月10日、全国老施協の大山知子会長宛てに「福祉貸付事業における融資限度額の計算方法の見直しについて」を出した。これは、昨今の原油価格や物価の上昇の影響により建築資材等が高騰し、施設整備等にかかる費用が増加している背景を鑑み、福祉貸付事業における融資限度額の計算方法の見直しを行うことを受けたもの。

現行の融資限度額の計算方法

➀、②のうち、いずれか低い額

• ➀（「機構事業費※」または「実際事業費」のいずれか低い額－法的・制度的補助金）×融資率
• ②担保評価額×70％
  ※福祉医療機構が施設・事業ごとに定めている「基準単価」を基に算出

見直し後の融資限度額の計算方法

➀、②のうち、いずれか低い額

• ➀（「実際事業費」－法的・制度的補助金）×融資率
• ②担保評価額×70％
  ※詳細については、下記参考資料を参照

参考資料