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速報(JS-Weekly)

〈総務省 厚生労働省〉

日本人人口は14年連続で減少も外国人人口は3年ぶりに増加 平均寿命は2年連続で縮む

JS-Weekly No.889

#少子化 #人口減少 #外国人 #平均寿命

令和5年1月1日時点の総人口は約1億2542万人、外国人の人口が増加

 総務省は7月26日、住民基本台帳に基づく人口動態調査の結果を公表した。令和5年1月1日時点の外国人を含む総人口は約1億2542万人で、前年と比べ51万1025人減少。減少幅は過去最大となった。このうち日本人の人口は1億2242万3038人で、前年より約80万1000人減。初めて47都道府県でマイナスとなり、平成21年をピークに14年連続で減少している。一方、外国人の人口は、299万3839人で前年より28万9498人増、令和2年以来3年ぶりの増加となった。

日本人の平均寿命、男性は81.05歳、女性は87.09歳で2年連続縮小

 厚生労働省が7月28日に公表した「簡易生命表」によると、令和4年の日本人の平均寿命は女性が87.09歳、男性は81.05歳で、前年に比べて女性は0.49歳、男性は0.42歳短くなり、男女とも前年より2年連続下回った。

 平均寿命の前年との差を死因別にみると、男女とも新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、心疾患(高血圧性を除く)、老衰などの死亡率の変化が平均寿命を縮める方向に働いている。

 国別順位は女性が前年と同じ世界1位で、男性は3位から4位に下がった。

国別順位
出典:厚生労働省

参考資料①
参考資料②