#令和4年度活動報告

令和4年度事業報告（案）・決算報告（案）のほか、新役員体制を確認

　全国老施協は5月31日、第91回理事会を開催した。理事総数24名、出席者数20名、欠席者数4名で定足数（過半数）に達し成立した。

　今回提出されたのは9議案で、全て可決承認された。

第1号議案：
諸規程の変更（案）について
「代議員等選任規程」および「就業規則」の改定

第2号議案：
経営診断サービス（共益事業）に係る変更認定の申請について
会員限定の共益事業※を新規に実施することから、公益認定等委員会に対して変更認定申請を行う。
※独立行政法人福祉医療機構が実施している経営診断事業に、本会の会員枠を確保する。また、会員施設が診断を受ける際、費用を補助する。

第3号議案：
令和4年度事業報告（案）について

第4号議案：
令和4年度決算報告（案）について

第5号議案：
令和5年度「利益相反取引」について

第6号議案：
入会の承認について
5月1日申請書受理分までの会員数は、正会員10,680、賛助会員44。

第7号議案：
令和5-6年度役員名簿の承認について
6月20日就任予定の役員候補者は、大山知子氏（会長）ほか、副会長5名・常任理事・常務理事を含む理事26名、監事2名。また、顧問として平石朗氏の名前が挙がっている。

第8号議案：
重要な職員の任命について

第9号議案：
第49回総会の招集について
6月20日（火）13：30〜17：00　於：砂防会館（別館）「淀・信濃」（1階）

　また、報告資料としては、「令和4年度予算超過に関する報告」「令和5-6年度会長選挙の結果について」の2点が提出された。

副会長による令和4年度職務執行状況報告

大山知子副会長

• 経営戦略室：「老施協.com」を展開し、インストール数拡大。
• 養護老人ホーム部会：被措置者数に関する調査、処遇改善の状況に関する調査を実施。代表者会議、職員研修を実施。処遇改善と措置費アップのディスカッションを栃木大会で開催。
• 軽費老人ホーム・ケアハウス部会：事務費補助金改定等調査、処遇改善の状況に関する調査を実施。代表者会議、職員研修を実施。処遇改善と事務費アップのディスカッションを栃木大会で開催。
• 大会・フォーラム委員会：「第1回全国老人福祉施設大会・研究会議～JSフェスティバル in 栃木～」を開催。ブロック大会役員派遣事業を実施。

小泉立志副会長

• 介護保険事業等経営委員会：燃料等の値上げに伴う緊急影響度調査、介護老人福祉施設等収支状況等調査等各調査を実施し、調査結果を本会要望の基礎資料として活用。 会員相談窓口事業を運営。
• 特別養護老人ホーム部会：小規模特養の経営状況に関する調査研究事業を実施。経営リーダー養成塾フォローアップ研修を開催。
• 21世紀委員会：21世紀委員会代表者会議、カントリーミーティングを実施。

若山宏副会長

• 総務・組織委員会：入会促進事業（賛助会員を含む）、2035の会の推進。
• デイサービスセンター部会：要介護1・2の方の地域支援事業への移行について断固反対。デイサービス事業継続等相談支援を実施。デイサービス事業継続・経営改善セミナーを実施。

田中雅英副会長

• 広報委員会：広報媒体による各種情報発信。第15回介護作文・フォトコンテストを開催し過去最多の作品数記録。
• 介護人材対策委員会：人材確保・定着に関する研修、外国人介護人材に関する研修、アクティブシニア活用事例提供事業、介護職のイメージ向上発信事業を実施。
• 研修委員会：各種研修会の実施
• 老施協総研運営委員会：第10回全国老人ホーム基礎調査、認知症ケア実態調査を実施。特養の医療提供体制と配置医の役割を検討。BI研修の検討。調査研究助成事業7件採択。

秦千代栄副会長

• 外国人介護人材対策部会：外国人介護人材受入れ実態アンケート調査、外国人介護人材の学習教材に関する情報提供、監理団体・登録支援機関に関する情報提供事業を実施。
• ロボット・ICT推進委員会：全国老施協版介護ICT実証モデル事業の事業成果を普及。デジタル化ボトムアップ支援事業を開始。
• 災害対策委員会：災害派遣福祉チーム（全国老施協DWAT）派遣等事業、全国老施協DWAT養成基礎研修、災害見舞金事業を実施。