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速報(JS-Weekly)

〈厚生労働省〉

日本の将来推計人口を公表、50年後の人口は現在の7割に減少、高齢者は総人口のおよそ4割に

JS-Weekly No.877

#将来推計 #人口減少

高齢化率は増加を続け、令和52年には現役世代1.3人で高齢者1人を支えることに

 厚生労働省は4月26日、国立社会保障・人口問題研究所が5年ごと※に調査している「日本の将来推計人口(令和5年推計)」を公表した。 ※今回は新型コロナウイルス感染症の影響により6年ぶりとなった

 国内の総人口は、令和2年時点で1億2615万人(外国人含む)だが、令和38年に1億人を割り、令和52年には、3割減のおよそ8700万人になる(出生中位・死亡中位推計、以下同)。

 今回の推計では、平均寿命の微増や外国人の増加を想定し、人口減少ペースは前回の推計よりもやや緩やかになった。外国人は、今後年間で16万4000人ずつ増加し、令和48年には日本の総人口の1割に達すると推計している。

 高齢者(65歳以上)の人口は、令和2年には3603万人(28.6%)だが、令和25年に3953万人でピークを迎える。令和52年の高齢化率は38.7%と総人口の約4割になる。

 一方で、現役世代とされる15〜64歳の人口は、令和2年の7509万人から、令和52年には4535万人にまで大幅に減少する。現役世代と高齢者との人口比率でみると、令和2年には現役世代2.1人で高齢者1人を支えていたが、令和20年には1.7人で1人、令和52年には1.3人で1人を支えることになると予測されている。

出典:国立社会保障・人口問題研究所
出典:国立社会保障・人口問題研究所

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