最新制度解説
〈全国老施協〉
第12回正副会長・委員長会議（拡大）開催 介護報酬改定と物価高騰対策など課題を共有
JS-Weekly No.871
#介護業界の課題
次期介護報酬改定と並行し、物価高騰対策の具体的施策獲得に向けた活動を
全国老施協は3月16日、「第12回正副会長・委員長会議（拡大）」をテレビ会議で開催した。平石朗会長は開会のあいさつで、加藤勝信厚生労働大臣との意見交換など次期介護報酬改定に向けての働き掛けに注力している近況を報告。「今後も高齢者介護の現場や高齢者施設が置かれている現状について、強く訴えていく」と語った。
そのだ修光常任理事は「物価高騰対策については、6月の『骨太の方針』に盛り込んでもらわなければ。早急に国が対応してくれないと介護事業所などは次の介護報酬改定まで持たない」と、いまだ厳しい状況下にあることを強調。「今こそ全国老施協の会員が一致団結してアピールし、会員のためになるような成果を勝ち取っていこう」と呼び掛けた。
また、他の業界ではベースアップを巡り春闘が繰り広げられていることについて、桝田和平参与は国の経営実態調査の結果を基に介護報酬の改定率が検討されるロジックを説明したうえで「『介護報酬が上がらないから昇給なし』なのか『わが身を切って、先に昇給する』のか。各法人の意思決定が問われる。他業界との格差が広がればさらなる人材不足を招きかねない」と喫緊の課題を示した。
コンプライアンスセミナー「高齢者福祉施設・事業所における虐待の防止について」
介護施設や福祉施設、医療機関からの法律相談や紛争・訴訟対応を取り扱っている弁護士、長野佑紀氏が特別講演を行った。長野氏は、介護現場における高齢者虐待の現状のほか、施設における未然防止や早期発見に向けた対策、虐待発生後に取るべき対応などについて、さまざまな判例を交えて講義を展開した。セミナー動画はこちらからご視聴頂けます。
委員会・部会の活動報告 主要ポイント
| 経営戦略室 | アプリのダウンロード件数は3月13日時点で7609件。 |
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| 総務・組織委員会 | 賛助会員の入会促進に係る取り組みとして、次年度の取り組みや運用ルール策定の必要性等について検討。 |
| 広報委員会 |
第15回介護作文・フォトコンテスト受賞作について
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| 特別養護老人ホーム部会 | 令和4年度老健事業「小規模特養の経営状況に関する調査研究事業」について、4月10日の実績報告書等提出に向け最終調整中。 |
| 養護老人ホーム部会 |
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| 軽費老人ホーム・ケアハウス部会 |
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| デイサービス部会 |
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| 介護人材対策委員会 |
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| 外国人介護人材対策部会 | 令和5年事業計画について検討。介護福祉士国家試験過去問題の解説動画（外国語）事業、外国人介護人材採用Web相談会事業（仮称）など。 |
| ロボット・ICT推進委員会 | 令和5年度ICT導入モデル事業実証施設における実地研修について、要綱を調整。 |
| 研修委員会 |
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| 老施協総研運営委員会 | 令和5年度公募調査研究助成事業について、1次審査会（3月9日）、2次審査会（3月15日）を実施。 |
| 大会・フォーラム委員会 |
第1回全国老人福祉施設大会・研究会議～JSフェスティバル in 栃木～の開催結果を報告。
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| 21世紀委員会 | カントリーミーティング開催。関東・九州ブロック（2月15日、116名参加）、中国・近畿ブロック（2月22日、50名参加）を終え、全日程終 了。 |
| 災害対策委員会 |
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