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速報(JS-Weekly)

未婚者の結婚意向低下、「一生結婚するつもりはない」初の2割超—第17回出生動向基本調査—

▶結婚相手に求める条件や出会い方も変化。予定子ども数も初めて2人を下回る

 国立社会保障・人口問題研究所は9月11日、「第17回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」を公表した。この調査は、他の公的統計では把握することのできない結婚ならびに夫婦の出生力に関する実状と背景を定時的に調査、計量し、関連諸施策ならびに将来人口推計をはじめとする人口動向把握に必要な基礎資料を得ることを目的とするものである。

【調査対象】
「令和7年国民生活基礎調査」で設定された調査区から無作為に選ばれた全国1,000調査区に居住する年齢18歳以上55歳未満の独身者と妻の年齢が55歳未満の夫婦(回答者は妻)。

【主な集計対象】
◯独身者調査:18~34歳の未婚男女、35~49歳の未婚、離別、死別独身男女
◯夫婦調査:妻50歳未満の初婚同士夫婦の妻あるいは夫婦など

【主な調査結果】
◯独身者調査(未婚者の結婚・出産に対する考え方)
・18~34歳の未婚男女のうち、「いずれ結婚するつもり」と答えた男性は75.1%(前回調査〔令和3年〕比6.3ポイント減)、女性は77.8%(同6.5ポイント減)で、男女とも初めて8割を下回った。また、「一生結婚するつもりはない」と答えた男性は24.0%(同6.7ポイント増)、女性は21.5%(同6.9ポイント増)で、初めて2割を超えた。

・1990年代以降、結婚相手に求める条件は変化している。男性では女性に「経済力」(55.6%)や「共通の趣味」(27.4%)を、女性では男性に「家事・育児の能力や姿勢」(68.4%)を求める人が増えている。

◯夫婦調査(夫婦の結婚・出生過程、子育ての状況)
・夫婦が知り合ったきっかけの構成を見ると、「職場や仕事で」(20.9%)と「友人・兄弟姉妹を通じて」(20.2%)の割合が減少した一方、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)などを介した「ネット(インターネット)で」は20.2%と倍増した。

・夫婦の理想子ども数は2.18人(前回調査2.25人)、予定子ども数は1.95人(同2.01人)で、初めて2人を下回った。理想の数の子どもを持たない理由については、「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」「これ以上、育児の心理的、肉体的負担に耐えられないから」が増加した。

 

(参考資料)
https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou17/JNFS17gaiyo.pdf