こころとからだ
こころの橋わたし
〈お悩み 01〉毎日やるべきことに追われていて 自分に厳しくなるばかり。 これがなりたい自分だったのか よくわかりません。
「介」という字には「間でとりもつ」「たすける」という意味があります。
尊いお仕事をされている皆さまのこころとこころをつなぐヒントになれば幸いです。
お悩み
毎日やるべきことに追われていて自分に厳しくなるばかり。
これがなりたい自分だったのかよくわかりません。
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妙慶
ようこそお便りくださいました。
「やるべきこと」に追われながらの作業は
心の余裕を無くしますね。
しかし、ちょっとした工夫で変わるのではないでしょうか。
|視覚化する|
焦った時は、思いついた作業から処理する傾向にあるので、まず仕事の優先順位を紙に書いて視覚から頭に入れ、一日の全体像を見ながら時間の見積もりをしてみましょう。
|オーバーワークに なっていない?|
人手不足で調整が難しいとすべて自分でやろうとなるでしょう。また忙しい時は同時進行しようとしますが、人間には受け入れる器があります。時間に追われる時は頼ることもしていきませんか?
|笑顔で|
私は、仕事と介護の両立に心の余裕がありませんでした。ある日から笑顔で接したのです。すると両親も笑い返してくれました。笑顔は心を柔軟にしてくれると感じました。
|他人と比べない|
お釈迦様は「あなたはあなたに成れ」とおっしゃいました。幸せそうな人をみて落ち込むこともあるかもしれませんが、私に与えられた幸せを感じたらいいのです。その心がゆとりにつながります。
|完璧より完了を意識する|
完璧を目指すと、できない自分というのが許せなくなります。まず一つを終わらせること。人間は不完全なのです。だからこそ助け合いながら生きることしかできないのですね。
毎日生きるなかで感動できる瞬間があるでしょう。
それが「あなたのやりたかったこと」なのです。