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「令和7年度 女性応援プログラム in 東京」レポート 新たなキャリア形成の第一歩に!

令和7年11月17日に全国老施協女性キャリアアップ推進委員会が主催する「女性応援プログラム in 東京」が開催されました。リーダーを目指す方や興味のある方、キャリア形成に悩む方に対し、“自分らしいリーダー像とは何か”を考えることを通じて、今後のキャリア形成のヒントや目標を得てもらうことが目的。グループワークで和気あいあいと進められた研修の様子をレポートします。
テーマは「もし私が施設長になったら?」
研修は女性キャリアアップ推進委員会若林久美子委員長のあいさつでスタート。若林委員長は22年間にわたる施設長としての経験を振り返り、「職員さんと利用者さん、どちらにもしわ寄せがいかないよう、両者を同じくらい大切にすることを第一に考えています。皆さんはどのような施設長になりたいのか、今日はたくさんお話を聞きながら、ぜひ一緒に勉強させてください」と話しました。
女性キャリアアップ推進委員会担当・全国老施協山田淳子副会長は、今回の研修の趣旨と、「働きやすく、働きがいのある職場を全員でつくり上げる」という同委員会の活動目的を説明。施設長である自身を例に挙げ「施設長という仕事は決して遠いものではありません。この先、専門職を目指すのか、管理職を目指すのか、今日の研修が今後のキャリアを考えるきっかけになったらうれしいです」と来場者に語り掛けました。


自己紹介で一気に打ち解け 笑顔あふれる にぎやかな研修がスタート!
続いて個人・グループワークの進め方を邨山委員がレクチャー。参加者は「社会福祉法人AKASAKA」という架空の法人の施設長予定者、という設定で、給与や働き方などの8つの項目について、自分が施設長になったらどうしたいかを付箋に書き出し、グループワークで模造紙にまとめていきます。キャリアアップについて難しく考えず、思い込みも払拭し、理想を自由に発言することが大切であると説明されました。その後はグループ内での自己紹介タイムに。ここで参加者同士の距離が一気に縮まり、緊張していた表情が和やかに。会場は瞬く間に、にぎやかな空間へと変化しました。

今後のキャリア形成に向けた 新たな刺激とエネルギーを 得られた2時間半に
グループワークでは理想の施設長像についてさまざまな意見が飛び交い、各グループ大いに盛り上がりました。休憩をはさんで模造紙にまとめた内容をグループごとに発表したあと、山田副会長より参加者全員に施設長の辞令が交付され、研修は終了となりました。
若林委員長は最後のあいさつで、参加者への感謝の思いとともに今回の研修の意義を語り、「この出会いを大切にして、キャリアアップを恐れず、皆さんのパワーで明日からまた共に頑張りましょう」と参加者を激励しました。
初対面とは思えないほどわきあいあいとした雰囲気の中で意見交換がなされた今回の研修。参加者からは、「すごく新鮮な研修だった」 「キャリアアップのために自分自身を変えていく必要があると感じた」などのポジティブな声が多く聞かれ、新たなキャリア形成に踏み出す刺激と力を得られた、実りある研修となりました。









撮影=柿島達郎/取材・文=箭本美帆