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速報(JS-Weekly)
外国人労働者を使用する事業所の法令違反状況が公表される
#外国人技能実習生 #特定技能外国人 #法令違反
▶技能実習73.2%・特定技能76.4%で法令違反が認められた
厚生労働省は9月26日、法令違反が疑われる外国人技能実習生又は特定技能外国人を使用している事業場に対して、令和6年に全国の労働基準監督署が実施した監督指導(立入調査)と送検の状況を公表した。
なお、特定技能は今回が初公表。
技能実習生及び特定技能外国人を使用している事業場への令和6年の監督指導実施数、違反数(率)、送検数は以下の表のとおり。
(表)
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技能実習生 |
特定技能外国人 |
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〇 監督指導事業場数 |
11,355件 |
5,750件 |
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〇 違反事業所数(率) |
8,310(73.2%) |
4,395(76.4%) |
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〇 送検数 |
16件 |
7件 |
なお、特定技能外国人を使用している法令違反が疑われた社会福祉施設557事業所に対しても監督指導が実施され、424事業所(76.1%)において違反が認められている。
認められた社会福祉施設における主な違反事項は、以下の①~③となっている。
① 割増賃金の支払(163事業所、29.3%)
② 健康診断結果についての医師等からの意見聴取(125事業所、22.4%)
③ 労働時間(104事業所、18.7%)
(参考資料:外国人技能実習生又は特定技能外国人を使用する事業場に対して行った令和6年の監督 指導、送検等の状況を公表します)