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速報(JS-Weekly)

在宅医療及び医療・介護連携に関するWG(第1回)が開催される

#在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ

▶在宅医療体制の見直しに向けた検討が開始

 厚生労働省は9月24日、「在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ(第1回)」を開催した。

 当該ワーキンググループ(以下、「WG」という)は「地域医療構想及び医療計画等に関する検討会」の下部組織として設置されるもので、第8次医療計画の後期(2027~2029年度)を迎えるにあたり、在宅医療の体制構築に係る方針について、前期(2024~2026年度)の課題を踏まえての議論、及び見直しが目的。

 

 WGでは、第8次計画で位置づけられた在宅医療において積極的に役割を担う医療機関(在宅療養支援診療所や病院等)と在宅医療に必要な連携を担う拠点(市町村や保健所、関係団体等)の役割の明確化や連携に加え、在宅医療に関わる多職種連携の強化等について検討することとなった。また、2002年以来改訂されていない医療ソーシャルワーカーの業務指針の見直しも議題に盛り込む考えが示された。

 WGの議論は年内に取りまとめられた後、親検討会への報告がなされる見通し。

 なお、WGの座長には、構成員の互選により野口晴子教授(早稲田大学政治経済学術院教授)が選出された。

 また、全国老施協からも瀬戸雅嗣副会長が構成員として参画している。

 

(参考資料:在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ・資料等)

 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63687.html