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社会福祉士の現場活用を再確認する報告会を開催
#社会福祉士 #介護保険施設における社会福祉士の活用状況と有効性に関する調査研究事業 #令和6年度調査事業
▶令和6年度調査事業の成果を紹介―介護施設における役割を多面的に検証
公益社団法人日本社会福祉士会は、令和6年度老人保健健康増進等事業として実施した「介護保険施設における社会福祉士の活用状況と有効性に関する調査研究事業」の成果を報告するため7月3日(木)19時からオンライン(Zoomウェビナー)にて報告会を開催する。本報告会は参加無料であり、全国の介護保険施設関係者を対象として広く周知されている。
本事業は、介護老人福祉施設等における社会福祉士の配置実態とその業務内容、ならびに配置の有無による利用者支援の違いなどを明らかにすることを目的としている。特に、看取りケアやACP(アドバンス・ケア・プランニング)、多職種連携の中核を担う生活相談員の職責に注目が集まっている。
今回の調査では、施設の規模別に社会福祉士の配置状況を把握した上で、看取り介護加算の算定実績や、地域連携の具体的な実践内容との相関が検証された。社会福祉士が配置されている施設では、看取り対象者の割合やACPの実施率が高く、施設内外の専門職との連携が円滑に行われている傾向が示された。
報告会では、日本社会福祉士会の竹田匡参事をはじめ、花園大学の福富昌城教授、武蔵野大学の渡辺裕一教授が登壇し、調査結果の詳細と現場での課題について解説を行う予定である。また、報告書は同会のウェブサイトに掲載されており、事前に閲覧しておくことで報告会の理解が一層深まる構成となっている。
〔参考URL〕
・令和6年度 調査研究事業報告書
https://www.jacsw.or.jp/citizens/josei/2024-0617-1535-12.html
・報告会開催要項(公式)
https://www.jacsw.or.jp/ShogaiCenter/kenshu/senmon/2025-0523-1633-17.html
申し込みはオンラインフォームから受け付けており、締め切りは6月26日(木)正午までとなっている。Zoomによるウェビナー形式の開催であるため、パソコンやタブレット端末の準備、および通信環境の整備が推奨されている。なお、Zoomアカウントの取得は不要である。
報告会における録音・録画・スクリーンショットは禁止されており、また開催当日は、自然災害や通信障害が発生した場合には中止となる可能性もある。その際は、日本社会福祉士会の生涯研修センターホームページにて告知される。
問い合わせは、日本社会福祉士会 生涯研修センターまで。
kenshu-center@jacsw.or.jp TEL:03-3355-6541