令和6年11月時点の介護保険事業状況報告を発表

2025年2月12日

#介護保険事業状況報告　#要介護認定者数723万人　#保険給付費9,353億円

　厚生労働省は2月3日、令和6年11月時点の介護保険事業状況報告（暫定版）を発表した。要介護（要支援）認定者数は723.3万人で、65歳以上の約19.8%が認定を受けている。介護サービスの受給者数も引き続き増加傾向にあり、保険給付費総額は9,353億円に達した。

・介護保険の主な状況（11月末時点）※第1号被保険者数：3,589万人

・要介護（要支援）認定者数：723.3万人（男性232.0万人、女性491.2万人）

・居宅サービス受給者数：433.1万人

・地域密着型サービス受給者数：92.8万人

・施設サービス受給者数：96.8万人

・介護老人福祉施設（特養）：57.8万人／介護老人保健施設（老健）：34.3万人

・介護医療院：5.0万人

・保険給付費の状況（9月サービス分・10月支出決定分）※総額：9,353億円

・居宅サービス：4,545億円

・地域密着型サービス：1,512億円

・施設サービス：2,838億円

・高額介護サービス費：250億円

・高額医療合算介護サービス費：14億円

・特定入所者介護サービス費：193億円（うち食費103億円、居住費90億円）

　令和6年11月時点で要介護認定者数は723万人を超え、介護サービス受給者数や保険給付費も高水準を維持している。今後は、介護人材の確保や持続可能な制度設計が求められる。

（参考資料)

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