#介護サービス事業者経営情報データベースシステム

　厚生労働省は令和6年11月28日、介護サービス事業者の経営情報報告に対応した「介護サービス事業者経営情報データベースシステム」の運用マニュアルおよび関連資料を発出した。本システムは、介護保険法第115条の44の2に基づき、事業者の経営情報を一元的に管理する新たな仕組みであり、来年度から本格運用が予定されている。

・システム導入の背景と目的

　本システムは、事業者の経営情報の透明性を高めるとともに、介護保険制度の運営をより効率化することを目的としている。これにより、都道府県知事への報告が簡略化され、関係者間でのデータ共有が容易になると期待されている。

・運用マニュアルと関連資料の内容

・操作マニュアル（詳細版）：事業所向けのシステム操作手順を詳細に解説。

・かんたん操作ガイド（ファイル登録版・画面入力版）：初心者向けに基本操作を簡潔にまとめた資料。

・リーフレット：システムの概要や利用手順を説明する広報資料。

・GビズID取得手引き：システム利用に必要な事業者認証用IDの取得方法を解説した資料。

　なお、8月2日通知において、本システムの名称について「介護事業財務情報データベース（仮称）」としていたが、別添各資料内にあるとおり、「介護サービス事業者経営情報データベースシステム」とすることとなった。

　なお､詳細は参考資料を参照のこと。

（参考資料：https://www.mhlw.go.jp/content/001341935.pdf）