#管理栄養士の配置状況と栄養関連加算の算定状況に関する実態調査　#令和9年度介護報酬改定

　公益社団法人日本栄養士会は、全国の介護保険施設および通所サービス事業所に対し、管理栄養士の配置状況と栄養関連加算の算定状況に関する実態調査を実施中である。この調査は令和6年度介護報酬改定の影響を把握し、令和9年度介護報酬改定に向けた基礎資料を収集することを目的としており、食材費に関する項目も含まれている。

・調査の目的と背景

　日本の高齢者ケアにおいて、栄養管理の重要性は年々増している。今回の調査は、令和6年度に行われた介護報酬改定に伴い、介護施設や通所サービス事業所での栄養管理体制や、栄養関連の加算がどのように変更されているかを分析するために実施される。これにより、今後の報酬改定に反映するための具体的なデータを収集し、介護サービスの質向上と高齢者の健康維持に向けた施策を検討するための基礎資料とすることを目的としている。

・調査概要と内容

　調査対象は、介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護医療院などの介護保険施設および通所介護、通所リハビリテーション等の通所系サービス事業所である。各施設で働く管理栄養士、もしくは栄養管理を担当する職員が調査の回答者となる。また、調査内容には、各施設における管理栄養士の配置状況、栄養関連加算の取得状況、栄養管理の実施状況、食材費に関する項目などが含まれる。

　全国からの回答を集計し、詳細なデータをもとに分析が行われる予定である。なお、調査の回答期限は2024年12月15日で、回答は日本栄養士会が提供する専用フォームにて受け付けている。

（調査回答フォーム URL：https://www.dietitian.or.jp/news/information/2024/485.html）