#大雨災害　#介護報酬等の柔軟な取扱い

　厚生労働省は、令和6年7月25日からの大雨による災害について、被災地域が広範に及ぶとともに、緊急的な対応が必要であるとして、介護報酬等の取扱いの整理について通知した。

　通知では、各サービス共通として12事項、サービス類型別として9事項に分けて整理している。

　特別養護老人ホーム等の施設系サービスにおいては、避難前と避難後で別のケアを行っている場合や、ユニット型個室を多床室として使用した場合の請求方法についての取扱いを整理。居宅介護支援については、介護支援専門員が担当する件数が45件以上となった場合、一時的に基準による運用が困難な場合、一時的に特定の事業所にサービスが集中せざるを得ない場合についての取扱いを整理して示した。

　なお、今回の介護報酬等の取扱いの整理については、事業所等が被災したことにより、一時的に施設基準・算定要件等を満たすことができなくなる場合等の取扱いについて例示であり、その他の柔軟な取扱いを妨げるものではないとしている。

　介護報酬等の取扱いに関する以下整理の詳細については、通知を参照。

１．各サービス共通事項

２．サービス類型別の事項