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速報(JS-Weekly)
外国人介護人材、「キャリアと長期就労」を支援
#キャリアと長期就労
武見敬三厚生労働相は6月18日の閣議後会見で、外国人の介護人材確保に向け、「キャリアアップしながら長期間就労してもらえるよう、環境整備を進める」と述べた。政府は2024年度からの5年間で、介護分野で13.5万人の外国人材を受け入れる見込み。
海外への戦略的働きかけ
武見厚労相は「世界的な人材獲得競争の中で外国人材を確保していくために、日本の介護について伝えるセミナーを現地で開催するなど、海外への戦略的な働きかけを強化する」と語った。さらに、日本語学習や介護福祉士の国家資格取得支援など、外国人材の定着促進の取り組みも強化するとしている。
新たな育成就労制度
今月成立した改正出入国管理法では、技能実習制度に代わって育成就労制度を設立し、外国人材を3年で特定技能の水準まで育成する。武見厚労相は育成就労制度から特定技能制度を経て介護福祉士資格取得に至る道筋が「より明確になる」と強調した。
環境づくりの重要性
武見厚労相は、外国人に日本の介護分野を選んでもらい、長期間就労してもらうための環境づくりに努めると説明した。これにより、日本の介護現場での人材不足を解消し、質の高い介護サービスの提供を目指す。
政府の取り組みは、外国人材の受け入れを推進し、介護分野でのキャリアアップと長期就労を支援する環境を整えることに重点を置いている。
参考資料:https://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000194708_00703.html