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速報(JS-Weekly)

新LIFEシステムへの移行経過措置について

#新LIFEシステム  #科学的介護情報システム  #新システム移行

 厚生労働省老健局老人保健課は、介護給付費の請求を電子化するために科学的介護情報システム(LIFE)の新システムへの移行を推進している。この新LIFEシステムの導入により、介護給付費の請求手続きが効率化され、データの正確性と迅速性が向上する。新LIFEシステムの利用については、電子請求受付システム(介護)を利用するため、同システムを利用した介護給付費の請求(以下、インターネット請求という)が必要だが、令和6年8月1日までにやむを得ない事情でインターネット請求を開始できない事業所に対して、移行を支援するため、管理ユーザーアカウント情報を発行(郵送)する経過措置が設けられている。

 

経過措置の対象要件

 経過措置の対象となる事業所は、以下の要件を満たす必要がある。

1. 旧LIFEシステムを利用しLIFEデータの提出を行っていた実績があること。

2. 従前からCD-Rや紙で介護給付費の請求を行っている事業所。

3. 旧LIFEシステムで使用していた端末を新LIFEシステムでも引き続き利用すること。

4. 令和6年12月31日までにインターネット請求を開始予定であること、または事業所が廃止済みまたは廃止予定であるがLIFEデータの提出が必要であること。

 

経過措置の申請手続き

・申請受付期間:令和6年6月17日~令和6年7月15日

・申請方法:新LIFEシステムにアクセスし、ログイン前の「お問い合わせの方へ」から、経過措置の申請を行う旨をお問い合わせ内容に記載し、送信

【新LIFEシステム】https://life-web.mhlw.go.jp/home

 

 ※申請受理後、管理ユーザーのアカウント情報(ID、初期パスワード)を簡易書留にて郵送

 

新LIFEシステム利用の留意点

 以下が、留意点として示されている。

○新LIFEシステムは、管理ユーザの端末を追加・交換する場合に、電子請求受付システム(介護)の認証が必要となる。そのため、インターネット請求に移行する前に管理ユーザの端末を交換した場合は、新LIFEシステムの利用ができなくなる。

○新LIFEシステムは、管理ユーザのパスワードを紛失した場合にも、パスワードのリセットには電子請求受付システム(介護)の認証が必要。

 インターネット請求へ移行する前の時点で管理ユーザのパスワードを紛失した場合は、パスワードのリセットができなくなるため、発行された管理ユーザアカウント情報(ID、パスワード)は厳重に管理・保管すること。

○本経過措置により、管理ユーザアカウント情報を発行する場合であっても、個人情報の移行に は旧LIFEシステムのバックアップファイルが必要となる。そのため、旧LIFEシステムでの  バックアップファイル取得をシステム停止予定日の令和6年7月30日(火)までに行うこと。

  ※7月31日はメンテナンス日となりシステムが停止する。

○インターネット請求に移行した場合であっても、新LIFEシステムのバックアップファイルが  無い場合は、データを復旧できなくなる。そのため、新LIFEシステム利用開始後は、バックアッ  プファイルは頻回に取得し、管理ユーザの端末以外にコピーして管理すること。

 

問い合わせ先

 ・経過措置に関する問い合わせ

新LIFEシステムにアクセスし、ログイン前の「お問い合わせの方へ」から、問い合わせをする。

【新LIFEシステム】https://life-web.mhlw.go.jp/home

 

 ・電子請求受付システム(介護)に関する問い合わせ(利用申請および操作方法)

【共通ログインサポート窓口】に連絡

電話番号:0570-000-887

E-mail:kyotsu-login@support-e-seikyuu.jp

 

 ※新LIFEシステムへの移行経過措置についてのより詳しい資料は下記を参照

 https://www.mhlw.go.jp/content/12301000/001264600.pdf