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速報(JS-Weekly)

〈全国老施協〉

第51回総会 令和6年度事業計画(案)や当初予算(案)、資産運用計画(案)を承認

JS-Weekly No.920

#総会 #事業計画 #予算 #資産運用計画

費用対効果の視点で見直しながら、継続事業・新規事業とも積極的に推進

 全国老施協は3月19日、第51回総会を開催した。代議員総数117名、出席者79名、議決権行使書提出者29名、代理出席2名、委任状提出者3名、欠席者4名で定足数に達し、成立した。

 大山知子会長は開会の挨拶で、「組織内議員不在の状況下で戦った令和6年度介護報酬改定において、会員の皆さんがそれぞれの地元議員の方々に対して行った要望活動が非常に大きな力となりました。次期改定に向けても『我が事』として、力を合わせて進めていきましょう」と語った。

 今回提出されたのは、3議案で、すべて可決承認された。

第1号議案:令和6年度事業計画(案)

第2号議案:令和6年度収支当初予算書(案)

第3号議案:研修事業積立資産の資産運用計画(案)
災害等支援事業積立資産の資産運用計画(案)
資産取得資金の資産運用計画(案)

 報告資料として、「令和6年能登半島地震への対応状況について」が提出された。全国老施協としての対応やDWATの派遣実績などについては、総会の前に時間をとって大山会長が報告を行った。また、石川県から出席した紙谷靖博氏が地震発生時からの状況などを語った。「長期化を見据え、切れ目のない、継続した支援を行っていく」(大山会長)。

大山会長(右)による開会のあいさつ

紙谷氏は自身の体験とともに現状を報告

分科会実践研究発表最優秀賞を表彰

 総会に先立ち、「第2回全国老人福祉施設大会・研究会議~JSフェスティバルin岐阜~」における分科会実践研究発表最優秀賞の授賞式が行われた。現場職員による災害図上訓練の取り組みについて発表した、養護老人ホーム富士見園(稚内市)の山内正人氏が最優秀賞を受賞した。

左から、大山会長、山内氏、大会・フォーラム委員会委員長菅原哲雄氏