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速報(JS-Weekly)

〈東京大学・新潟大学〉

「家族性アルツハイマー病」、国内で新薬の治験始まる

JS-Weekly No.920

#アルツハイマー病 #新薬 #レカネマブ

新潟大学・東京大学の研究チーム、「家族性アルツハイマー病」の新薬の治験開始

 東京大学大学院新領域創成科学研究科の菊地正隆特任准教授と新潟大学脳研究所の池内健教授らの研究グループは3月14⽇、「家族性アルツハイマー病」(若年で発症する遺伝性のあるアルツハイマー病)の原因となる特定の遺伝子を持つ人を対象に、昨年アルツハイマー病の新薬として承認されたレカネマブと開発中の新薬を併せて投与する治験を開始したと発表した。

 この治験は、世界16か国で行われ、国内では30~50代の男女4人が参加する。

 新潟大学の池内教授は、この治験で有効性が示されれば、一般的な(遺伝性のない)アルツハイマー病の治療法の開発につながることが期待されるという。